妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
・大学を中退したいけど親の説得をどうしよう。
・大学の中退は親不孝らしいけどどうして?
このような疑問に答えます。
本記事の内容
・大学中退のデメリット
・大学をやめる前にすべきこと
・大学中退のためにすべきこと
本記事は、大学を中退したいと考えている方や、大学中退するときに親不孝と言われたくない方、親に内緒で退学せず説得しなければならない理由が気になる方に参考にしていただければと思います。
目次
大学中退のデメリット
大学を辞めたい!って思う気持ちはどういうものなのでしょうか? やりたいことと習っていることのギャップがあった。 学歴コンプレックスをこじらせた。 課題が面倒くさい。留年等をして恥ずかしく大学行く気が失せた。などなどでしょうか?? 実際僕も1番目+2番目の気持ちで少し辞めたいなと思っております。(まだ大学通えてないので通ったら気持ちが変わるかもしれないですが。)
引用先:Yahoo!知恵袋
一度入学した大学をやめるには「親の同意書」が必要となります。
大学中退の際に提出する「退学届」には親の署名欄があり、これがなければ退学届は受理されません。
親に内緒で筆跡を真似て記入したとしても、大学から親へ手続き上で確認の電話が入ることがあり隠しとおすことは難しい場合がほとんどです。
親に事前の相談もなく退学届を提出したことが発覚した場合、家庭内のトラブルに発展することは避けられません。
大学中退は多くの場合「親不孝」のようなマイナスイメージを持たれ、その後の社会生活に多大なデメリットがあることがほとんどです。
大学を中退した場合、以下のような4つのデメリットがあります。
ポイント
・払った学費が無駄になる
・最終学歴が高卒となり、就職が難しくなる
・大卒の場合より年収が低くなる
・奨学金の返済が始まってしまう
本章では、各項目について詳しく解説をしていきたいと思います。
払った学費が無駄になる
あなたが完全に親元から自立して生活している場合でない限り、親から多少なりとも生活費や大学の授業料などの金銭的な支援を受けている状態にあるはずです。
大学を中退する場合、その支援を無駄にするということを前提に覚えておく必要があります。
大学の入学料・授業料の平均は、文部科学省の調査では以下のような結果になっています。
大学の入学料・授業料の平均額比較(令和元年度) | ||
---|---|---|
入学料 | 一年あたりの授業料 | |
国立大学 | 28万2,000円 | 58万5,800円 |
公立大学 | 39万2,391円 | 53万8,734円 |
私立大学 | 24万9,985円 | 90万4,146円 |
大学を中退した場合の授業料などの返還については、その大学の規定によって異なりますが、ほとんどの場合返ってこないと考えて間違いありません。
大学の規定によりますが、授業料の納入が前期・後期で分かれている場合、前期で中退したときは後期の授業料を払わなくていいケースもあります。
しかし、その場合でもすでに支払った前期分の金額について返還はされないと考えて間違いありません。
最終学歴が高卒となり、就職が難しくなる
大学を中退した場合、最終学歴が高卒となります。
しかも、大学を中退した経歴は「履歴書」に記載しなければならないため、通常の高卒よりも選考の際に不利になります。
学歴別の正社員雇用率(2012年調査) | |
---|---|
学歴 | 正社員雇用率 |
高卒 | 44.3% |
大学・大学院卒 | 57.8% |
大学・大学院中退 | 26.4% |
参考元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 「大学等中退者の就労と意識に関する研究」『図表1-13 現在の有業・無業の状況』
また、大学中退の場合は就職面接でまず間違いなく中退した理由を尋ねられます。この理由が企業の納得できるものでない場合、就職は難しいと思うべきです。
こうした面から、大学中退が就職において不利になる要素であることを否定できないと理解しておくべきでしょう。
大卒の場合より年収が低くなる
大卒と大学中退の年収を比較した場合、大学中退の方が年収が低くなる可能性が高くなります。
男女・学歴別の年収比較(2012年調査) | ||
---|---|---|
学歴 | 男性(20~29歳) | 女性(20~29歳) |
高卒 | 244.1万円 | 183.9万円 |
大学・大学院卒 | 273.9万円 | 235.7万円 |
大学・大学院中退 | 183.9万円 | 151.8万円 |
参考元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」『所得、労働時間、時間あたり収入』
このように、大学中退の場合、大学・大学院卒と年収を比較した場合約90万円前後の差が出ていることがわかります。
高卒と比較した場合でも30万~60万円前後の差が出ていることを考えると、大学中退の影響は無視できないと見るべきです。
奨学金の返済が始まってしまう
大学の奨学金制度を利用していた場合、中退後に返済がスタートしてしまいます。
大学中退の際に、奨学金の振り込みを停止する手続きを行ってから7ヶ月後に返済がスタートします。
そのため、忘れた頃に重い負担が家計にのしかかってくることになります。
返済が厳しい場合は、下記のように一時的な減額措置などが設けられています。
ポイント
・減額返還:約束どおりの返還は困難だが、減額した金額ならば返還が継続できる場合
・返還期限猶予:現在返還が困難であるため、一定期間返還を待ってほしい場合
・返還免除:本人が死亡・障害により返還できなくなった場合及び、教育又は研究の職に就いた場合
参考元:JSSO
こうした減額措置などを利用したとしても、返済しなければならない総額は変わりません。
その為、家計を圧迫する状況は変わらないので、就職などで収入を確保する必要はあります。
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大学をやめる前にすべきこと
高卒のワイが言えるのは、大学やめなきゃよかったのになぁ、といえることだけです…
— リョウイチロウ@自社開発クラウドサービスのエンジニア (@ryoichiro009) May 20, 2020
大学を中退するデメリットは前章で解説した通りです。大学中退は、卒業と同じくらい大事な人生の岐路であると言えます。
そのため、今中退したいと考えている理由が、本当に中退することでしか達成できないのか、よく考えてみるべきでしょう。
中退したい理由を明確にし、解決策を考える
そもそも、中退したい理由のなかにも、中退せずに解決できる場合もあります。
中退したい理由
・学費が払えない
・授業や勉強がつまらない
・友だちがいない
・単位を落とした/進級できない
・叶えたい夢ができた(芸人や俳優になりたいなど)
こうした理由の場合、意外と中退せずに解決できる場合もあります。
解決のポイント
・学費が払えない→奨学金制度の利用や減免、国の補助金など利用できる制度がないか調べる。/バイトなどをしてみる。
・授業や勉強がつまらない→面白そうな授業を受講してみる。/興味がある学科・学部への編入を検討する。
・友だちがいない→途中からでもサークルに参加してみる。/勇気を出して周囲に話しかけてみる。/大学外での友だちをつくってみる。
・単位を落とした/進級できない→教授や先輩にアドバイスをもらう。
・叶えたい夢ができた(芸人や俳優になりたいなど)→大学に在学しながら養成所に通うなどの選択肢を検討する。
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大学の休学制度を利用する
いまどうしても時間がほしい場合は、中退ではなく「休学制度」を利用することを検討するのもいいのではないでしょうか。
大学生の休学者数は年間約7万人ほどにのぼり、おおよそ大学生全体の2%ほどになります。
休学期間も大学により異なりますが、一般的には4年を上限として設定している大学が多いです。
休学する場合は、「休学届」を大学に申請し、休学理由などについて大学と面談を行う必要があります。
これは復学後、学業の遅れをどのように取り戻すのかなど、指導方針を学生と大学側ですり合わせる必要があるためです。
また、休学中の学費の取り扱いなども大学によって違うので、事前に確認しておく必要があるでしょう。
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大学中退のためにすべきこと
これまで大学を中退するデメリットを解説してきましたが、それでも大学を中退したい場合は、それに向けて準備を行う必要があります。
まずは退学届に必要な親の同意を得ることです。
本記事で解説した通り、大学は通うだけでも多額のお金がかかっています。
それをやめなければならない理由・事情については、そのお金を出している親に説明し、理解を得なければなりません。
世間的には、親がお金を出してくれている恩を反故にすることは「親不孝」のマイナスイメージを想起させます。
あなたの両親は、そのままあなたの人生の先輩です。
もしかしたら、あなたの悩みについて答えをもっているかもしれません。
この機会に自分の進路について改めて話し合い、よく考えるべきでしょう。
色々あって大学あんまり通えてなくて中退するんじゃないかと思ったけど、親に何年かかってもいいから卒業しなさいって言われてギリギリ5年かかって卒業できたわ
— きし (@kishi_usg23) May 5, 2021
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まとめ
本記事では、大学を中退するデメリットと、その理由について解説しました。
中退のデメリット
・大学中退は親の同意書が必要。
・すでに払った学費は返ってこない。
・中退した場合、就職に多大に不利になる。
・就職できたとしても、年収は高卒より低くなる。
・奨学金制度を利用していた場合、その返済もはじまる。
また、その対策として、以下の解説を行いました。
ポイント
・中退の前に、その理由をよく整理し、中退せずに解決できないか模索する。
・中退せずに休学制度を利用し、自分の時間をつくる。
・中退の際には事前に親と相談する。もしかしたら解決策を得られるかも。
大学中退は、卒業するのと同じか、それ以上の転機となります。
その後の人生を大きく左右することになるので、中退を考える際には自分の今後などをよく考えて決めるべきです。
また、親の援助を受けている場合には、その恩を無為にすることを忘れてはいけません。
人生の先輩である親とよく話し合い、自分にとってより良い進路を選べるように模索するのが良いでしょう。
本記事を読んで頂き、誠にありがとうございました。
妊活の悩みについて
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