妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
・不動産業界に興味あるけど、どんな仕事があるのかな?
・資格って必要?なにを取ればいい?
こういった疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 中退者が不動産業界に就職するのは難しいのか?
- 不動産業界の仕事の種類
- 不動産業界で役立つ資格
- 不動産業界のメリット・デメリット
今回は、大学中退したあとの就職先に不動産業界はどうなのか?仕事内容が難しそうだけど、興味はあるという人に向けて仕事の種類や持っていると良い資格などを教えます。ぜひ参考にしてください。
目次
中退者が不動産業界に就職するのは難しいのか?
結論から言えば、就職は可能です。むしろおすすめです。
大学を中退すると最終学歴は「高卒」になります。そうなると、大手企業などは「大卒」が応募条件になっていることも多いので、その時点で応募すらできなくなります。
たとえ採用されても、入社後の待遇に差が見られます。一般的には、中退者が就職するのは厳しいと言えるでしょう。
しかし、不動産の営業職は「高卒可」としている求人も多く、学歴に左右されずに自身で上げた成果が収入に反映されるので、高収入も期待できます。
たとえば、有名大学を卒業して月の成約件数ゼロの人と、高卒で月に数千万円成約できる人では企業からみてどちらの方が価値があると思いますか?
大学中退ですが、不動産業界へ就職したいです。 大学中退でも自分が魅力的な人間だとアピールできれば、このご時世でも就職出来るでしょうか? また不動産以外でも、中退から就職できた人がいらっしゃったら話を聞かせて下さい。お願いします。
補足
学歴不問としているところもあるのですが、実際はどうなのでしょうか?
はい 私今投資用不動産の営業部にで働いてますょ しかも中卒で
引用:Yahoo!知恵袋
たしかに、初任給は大卒と高卒で比べたら大卒の方が若干高いと言えます。しかし、給料の差があるのは最初だけです。成績が良ければ給料もあっという間に大卒の人を抜くことができるのが魅力であり、やりがいのあるポイントです。
そして、就職する際にとくに必要な資格はありません。学歴不問・未経験からでも就職しやすいので、高卒の人が不動産業に就職するのは難しくありませんし、おすすめです。
不動産業界の仕事の種類
土地・建物に関わる仕事というと、範囲が広くてイメージがつきにくいかもしれませんが、仕事を大きく分けると3つで『開発』『流通』『管理』です。
建物を「開発」して、それを消費者に「販売または賃貸」して、消費者に渡った後の建物を「管理」する、という流れになります。
不動産業界の仕事の種類
- 不動産売買:不動産を購入・消費者に直接販売する
- 不動産仲介・流通:不動産と売りたい人・購入したい人を探しマッチングさせる
- 不動産管理:賃貸マンションやアパート・土地の管理
- 不動産賃貸:不動産を所有し、貸し出すオーナーや大家
そしてこれを、すべて総称して不動産業と言われています。不動産流通推進センターによると、全国に34万社あるとされていて、日本全国にあるすべての法人の数が約421万社のうちの34万社ですから、多くの会社が何かしらの形で不動産に携わっていることが分かります。
参考:経済産業省 最近の中小企業景況について
これを押さえておけばOK
- 開発:デベロッパー
- 流通:売買・賃貸仲介
- 管理:管理会社
それぞれの具体的な仕事内容を見ていきましょう。
デベロッパー
デベロッパーとは?
- 宅地開発
- 街の再開発
- 新築マンション開発
- 大型商業ビルの開発
- リゾート開発
これらの事業にはさまざまな企業がかかわりますが、デベロッパーはその事業の主体となって、『企画』『開発』をメインに行います。
デベロッパーとゼネコンの違い
デベロッパーは不動産の開発業者のことをいい、ゼネコンは実際の工事をすべて請け負う専門業者のことをいいます。
デベロッパー:企画
ゼネコン:工事着工
なので、デベロッパーとゼネコンは協力関係にあります。
次に、デベロッパーの仕事の流れについてです。企業や案件ごとに差はありますが「土地取得」「建築(施工)管理」「マーケティング」「法務・総務管理」「営業販売」という流れになります。
土地取得
まず、どんな土地開発でも開発すべき土地がないと事業は進みません。常にいい土地の情報を探し、候補が見つかったら簡易設計や見積もりを出し、事業の収支を計算。利益が上がる見込みがあれば、土地を取得して建築工事がスタートします。
建築(施工)管理
建物の設計・デザインは社内で行うときもあれば、設計士に依頼したり、ゼネコンに発注したりするなど、方法はさまざまです。いずれにせよ、建築工事はゼネコンに依頼することになります。
ゼネコンに依頼した後も、事業主として建物品質や工事の進行状況が契約通りに進んでいるかを管理しなければいけません。なので、デベロッパー内には建築管理をする部門があり、建築工事を細かくチェックしています。
マーケティング
一般的に商品の市場調査や販売戦略を練ることですが、デベロッパーも開発する事業を入念にマーケティングします。特に、「マンションの販売価格」「商業施設のテナント料・誘致」などを行っていくのも大切なポイントです。
法務・総務管理
自分で部屋を借りたり、販売の契約をした方は分かると思いますが、不動産業界では数多くの書類を取り扱います。デベロッパーが行う事業レベルになると、その数は膨大です。
1つの開発事業に対して、「土地売買の契約」「自治体や近隣住民との協議書」「事業融資の契約」「ゼネコンなど建築会社との契約」「完成した建物の販売やテナント契約」など、書類管理の専門部署がなければ事業は進みません。
これらの書類は、秘密保持や個人情報保護の観点から、外部への発注は難しく、自社内で管理する必要があります。
営業販売
土地取得から時間をかけて完成させた建物は、一般に提供してはじめてデベロッパーの利益になります。
マーケティングをもとに
- WEBサイト・パンフレット作成
- 顧客へ営業販売
これらもデベロッパーの仕事です。大きな企業であれば自社内で完結しますが、小さな規模のデベロッパーになるほど外注することが多いです。
デベロッパーの収益源
- 建築した建物の売却
- 建物利用に際するテナント料
ちなみに、「ハウスメーカー」もありますがこちらは主に『戸建て住宅』をメインで取り扱っており、個人に住宅を売ることを目的とした不動産会社です。
デベロッパーが企画をメイン業務として、それ以外の業務は外部に発注するのに対してハウスメーカーは、住宅の企画から設計・施工まですべて自社で行います。そのため、設計や建築を手がける『技術職』の募集があるのも特徴です。
売買・賃貸仲介業者
不動産業界で最も人数が多く、高卒で不動産業界に就職したいとなると、まずはここからがおすすめです。基本的には売り手(貸主)と買い手(借主)をマッチングさせる仕事で、仲介手数料をもらうことを事業としています。
そして、不動産業界の営業職は会社によって違いはありますが、『基本給+インセンティブ(報奨金)』という給与形態が一般的です。
ポイント
売買仲介:売れたときのインセンティブが大きい
賃貸仲介:安定して稼ぎやすい
要求される能力
売買仲介:住宅ローン控除や税金・保険など幅広い知識や経験が必要で難易度は高め
賃貸仲介:物件および周辺情報の収集能力・顧客への対応力が必要で難易度はやや低め
賃貸仲介の仕事は、学歴は問わず未経験でも意欲があれば採用されやすく、結果を出せば給料も上がっていきます。販売営業のようにガンガン営業をかけていくのは苦手だなという人は、賃貸仲介を検討してみてはどうでしょうか。
賃貸仲介の仕事の流れは「物件を広告」「問い合わせ対応」「店頭での対応」「内覧」「契約終結」「鍵渡し」となります。
賃貸物件の掲載
マンションやアパートを借りたいと思う人に対して、物件情報のチラシを撒いたり情報をインターネット上に掲載します。
最近は、チラシよりもインターネットを見て物件を決めるケースが多く、物件情報をパソコンで登録するのは大切な業務になります。
掲載する登録情報
- 賃料および管理費
- 敷金と礼金
- 間取りと専有面積
- 築年数
- 所在地
- 交通の便
- 設備やサービスの状況
- 間取り図
- セールスポイントなど
物件が魅力的に見えるように文章を考えたり、写真の見栄えをよくしたりと工夫を凝らします。部屋の写真が古かったり、なかったりする場合は現地に行って写真を撮ってくることも大切です。
私も、物件を見るのが好きなのでよくネットで見てるんですが、写真がいっぱいだと参考になるし、うまく撮れていると部屋が魅力的に思えます。
ごく稀に、賃料の単位が間違って掲載されていることもあります。本来の賃料は7万円のところ7千円になっていたり、賃料10万円の部屋が1万円で管理費1万円と破格の設定になっていたり…。
たまに見つけると面白いんですが、仕事としては大変なことになってしまうので気を付けてくださいね。
問い合わせ対応
通常顧客はインターネットで物件を探し、電話やメールでの問い合わせをした上で日程調整をして来店します。直接来店された顧客に対しては、その場で要望をヒアリングし、時間が空いていればその日のうちに案内することもあります。
店頭での対応
通常店内に従業員が常駐し、来店した顧客に対して希望する物件の内容を聞き、希望に合致する物件を紹介します。
ヒアリング内容
- 賃料や間取り
- 勤務先の所在地
- 家族構成
- 単身か共働き世帯か
- 自家用車の有無
- 希望する設備など
飛び込みで来店する場合、あらかじめ希望条件を決めてから行った方がスムーズに進みます。
内覧
顧客が内覧を希望する物件が見つかれば、案内します。問い合わせして日程調整したら、自分で物件に行けるようなら現地集合で内覧することもあります。
店舗から物件までの距離がある場合も多く、複数物件を見せたいというのもあり、通常は社用車を利用します。1組の顧客に対し、2~3軒ずつは物件案内するのが一般的です。
土日だと1日に4~5組の顧客を案内することもあるため、内覧対応だけで1日が終わることも珍しくありません。
物件を紹介する場合には、特徴だけでなく、駅までの距離や周辺環境の情報を提供できれば顧客の信頼も増すでしょう。
契約締結
内覧の結果気に入った物件であれば、申し込みを受け入居審査を行い、契約を締結します。具体的には、申込受付→入居審査→契約書の作成→契約締結と鍵渡しとなります。
鍵渡しまでの流れ
- 申込受付:所定の申込用紙に必要事項を記入・運転免許証やパスポートなど身分証明する書類および課税証明書等収入を証明するものを提出
- 入居審査:管理会社が審査を行い、最終的にはオーナーが入居の可否を判断する・主な審査項目は、人柄・収入金額・連帯保証人の有無・勤務先や職業・ほかの入居者とトラブルを起こす可能性があるかなどで、問題なければ契約に進む
- 契約書の作成:契約書の主な項目は所在地・住居番号・構造・間取り・面積・設備・付属設備・契約期間・賃料および共益費・敷金・支払期限・支払方法・貸主・家賃債務保証業者など
- 契約締結と鍵渡し:『宅建建物取引士』が重要事項説明を行い、借主は氏名および同居人・住所・保証人などを記入し契約を締結する・初期費用として、敷金や仲介手数料・保証会社に支払う保証料・火災保険料・前払い家賃1ヶ月分を振り込んでもらう
必要書類は、本人の住民票および印鑑証明書・連帯保証人の同意書などがあります。契約の最後に、鍵を渡します。
契約処理は大変ですが、営業としては一番評価されるポイントなので、契約処理を終わらせると『やり切った』という思いが大きいでしょう。とはいえ、賃貸仲介は比較的短い期間で顧客を案内し、契約まで進めるので忙しいです。
私の知り合いも、フリーターで定職に就かずふらふらしている人がいましたが、不動産仲介の会社に就職したら肌に合っていたようで、忙しいとは言ってましたが楽しそうでした。
なにより多くの賃貸物件の中を見ることができ、豪華な物件を見る機会があるのは魅力的ですね。
管理会社
管理会社とは、委託された物件の維持や運営管理を行うことを生業としています。管理するものは、アパートやマンションだけじゃなく、商業施設・ホテル・病院・学校など大型施設が多いのが特徴です。
本質的な役割としては、『いかに利益を上げるか』を考え、オーナー(大家)と二人三脚で経営をおこなう事業パートナーと言えます。そして、よほどの物件数を抱える大きな企業を除き、管理のみを専門にしている会社は多くありません。
たいていは「入居者募集」にあたる客付けの営業もしながら、物件オーナーから依頼を受けて管理業務をおこないます。
主な仕事内容は「入居者対応」「空室対策」「物件の維持・管理」「オーナー対応」の4つに分けられます。
入居者対応
入居者対応は主に3つあり「家賃回収」「クレーム対応」「契約更新業務」です。会社にもよりますが、入居者から家賃を回収するのも仕事です。
家賃回収
毎月スムーズに家賃を払ってくれる入居者もいれば、中には滞納してしまう人もいます。そういった場合に、家賃を支払うように催促しなければいけません。
- 払い忘れ→簡単な催促で済む
- お金がない→支払い能力がないため、保証人に連絡して代わりに支払うよう依頼
すんなり払ってもらえればいいですが、なんだかんだと理由を付けて払おうとしない入居者・保証人もいます。そういったとき、督促行為をするのは精神的にツライものとなります。
また、保証会社がある場合、事故報告として報告する必要があります。
アパートやマンションなどの物件を管理している以上、入居者からのクレームに対応しなければいけません。
クレーム対応
- 近隣住民からの騒音
- 異臭
- ゴミの出し方
- 設備の故障
- 漏水など
クレームの電話はいつ鳴るか分からないので、代わりに対応する人材が足りていない小さな会社などでは、プライベートな時間でも緊急対応する必要がある場合もあります。
一般的に賃貸住宅は、契約期間が平均2年程度に決まっています。期間を超えた際の契約更新業務をおこないます。
更新・退去する場合
更新:合意書を作成し入居者に了承を得る。そして、家賃1ヶ月分の更新料を受け取りますが、更新料は地域や物件によって違いがあります。
退去:退去用の手続き・退去時の立会い・部屋の原状回復の工事の発注と生産をおこないます。
退去時の敷金返還に関しては、入居者とのトラブルになりやすいので、上手に対応することが大切です。基本的には、国土交通省が取りまとめた『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』に沿って対応を心がけるといいでしょう。
急な出費になることもあるので、お小遣い稼ぎをしてお金を貯めておくのもいいですよ。
空室対策
管理物件に空室が発生しないために、入居者を募集することも大事な仕事です。「広告宣伝活動」「内見案内対応」「賃貸借契約の対応」が主な仕事になります。
入居希望者が内見したいといった場合、案内・対応するのも管理の仕事です。内見案内人の態度が悪くて借りるのをやめてしまう人もいるので、入居希望者が安心して部屋を決められるように、丁寧な接客スキルが重要です。
先に少し出てきましたが、入居者が物件を借りることが決まったら入居審査をおこない、賃貸借契約を締結します。
入居審査ポイント
- 支払い能力があるか
- 犯罪者ではないか
- 連帯保証人・勤め先情報に偽りがないかなど
問題ない場合、『重要事項説明』『賃貸借契約書』を正式に締結します。また、借家人賠償責任保険・火災保険契約などの事務的な作業もおこないます。そして、引き渡しの日に鍵の受け渡しをします。
管理手数料の計算
家賃×〇%(相場は5%程度)7万円の物件を5%の手数料で管理する場合の売り上げは、3,500円になります。
また、新規契約時の宣伝広告費・更新時の契約手数料・清掃・点検・夜間や休日の緊急対応などをオプション料金として請求する場合もあります。
このように、管理手数料だけでは安定した売り上げには繋がりますが、大幅な収入は見込めないため、管理事業だけでなく仲介業務もおこなっている会社が多いです。
物件の維持・管理
不動産管理と言われて一番分かりやすいのが「物件の維持・管理」かもしれません。「定期点検・メンテナンス」「長期修繕計画の作成」「工事・リフォームが必要なときの発注」です。
定期点検・メンテナンス
- 玄関・エレベーター・駐車場・廊下などの清掃
- 芸壁にヒビが入ってないか・電気・ガス・水道などの設備点検
- 消火器などの消防用具が設置されているか
- 非常ベルは正常に作動するか
- 監視カメラや警備員が必要な場合、警備会社と連携できているか
また、『建築基準法』『消防法』は改正する可能性があるため、日々最新の情報をチェックする必要があるので、勉強熱心であることが大切です。
物件をどう維持・管理していくのかを決めたものが「長期修繕計画」です。
ポイント
- 修繕積立金の積み立て
- 保守・点検
物件の状態が悪い場合:修繕よりも建て替えが必要という判断になる可能性がある
そして、工事・リフォームが必要なときに発注するのも管理の仕事です。工事が必要な部分を指定し、発注先業者を選び、実際に工事がおこなわれるまでを仕切ります。
目的
老朽化で下がってしまった不動産の価値を上げることを目的としています。
最近は、築年数が経っているけどリノベーションしてきれいな物件が人気ですね。そうして、不動産の価値を上げて入居者を途切れさせないようにしているんです。実際、家賃も相場より低いところも多く、部屋はきれいだし安いしでお得感はあります。
オーナー対応
オーナー対応には、「入居者募集時の条件相談」「家賃の送金」「発生トラブルの報告」があります。入居者を募集する際には、家賃などの条件をオーナーさん(大家)に相談します。
「お金出してるんだから具体的な提案をしてほしいな。」
空室は物件オーナーにとって、大きな損失に繋がるため、確実性の高いアイデアが求められます。
次に家賃の送金ですが、入居者がオーナー(大家)に直接支払う場合と、管理会社を経由する2パターンあります。
オーナー(大家)に直接支払った方が効率的な場合もありますが、入居者数が多ければ仕事量も増えるのでプロに任せた方が安心できるという理由で、管理会社を経由することがあります。
最後に、管理物件でトラブルが発生した場合、オーナー(大家)へ報告する必要があります。
「なんの相談もなしに壊れたからって勝手にリフォームされた!」
なんてことがないようにしなければいけません。管理を請け負っている以上、具体的な解決手段を考えるのは管理会社ですが、オーナーさんの意向も尊重する必要がありますよね。
なので、具体的な計画の提案をし、了承を得てから修理・リフォームをおこないます。管理会社の主な仕事内容を解説しましたが、思っていたよりやることは多いんです。
理解が浅いまま、うっかり管理会社に就職してしまうと「こんなはずじゃなかった!」と後悔することにも繋がります。管理会社で働くことを考えているのなら、よく理解してから就職しましょう。
不動産業界で役立つ資格
不動産業界は、学歴不問・未経験でも就職できますし、さらに不動産関係の資格も持たずに就職することも可能です。しかし、職種によっては資格を持っていないとできない仕事もあります。
入社したあとに研修の一環で資格取得する会社もあります。そこで、不動産業界ではどんな資格があるのか、なにを持っていればいいのか解説していきます。
資格の種類
不動産関係の資格も多くあります。その中で、稼げる・活かせる資格をご紹介します。
国家資格
- 宅地建物取引士
- 不動産鑑定士
- 管理業務主任者
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 司法書士
- マンション管理士
- 建築士(一級・二級)
- 土地家屋調査士
民間資格
- 賃貸不動産経営管理士
- インテリアコーディネーター
この中でも、さらに絞り『宅地建物取引士』『マンション管理士』『管理業務主任者』『建築士』『インテリアコーディネーター』をおすすめします。
取得するべき資格
先ほどおすすめした資格の具体的な内容を解説していきます。
それぞれの資格は不動産業界で働くのであれば、取っておいて損はないです。特に一番おすすめなのは『宅地建物取引士』です。不動産=宅建というぐらい有名な資格ですね。
就職に困っている場合はとりあえず宅建士を持つことをオススメします。不動産会社の内定が取れます!
とりあえず内定が取れれば心に余裕ができて、就職・転職にもより力を発揮できます。
私も就活・転職活動しましたが、心の余裕はかなり大切ですね.....#就職活動 #転職#宅建士 #不動産
— ポン助 @不動産で稼ぐ人 (@kurosuestate) October 20, 2020
なぜ不動産業界で重宝されるのか?
不動産業を営むにあたって、ひとつの事務所に「業務に従事するもの」5人につき1名以上の割合で、専任の宅地建物取引士の設置が義務付けられている。
さらに、契約する際に重要事項を説明できるのは宅建の資格を持っている人なので、とても重宝されます。
そして、どの資格でも言えることは『就職・転職に有利』『独立開業に役立つ』『プライベートでも知識が役立つ』ことです。さらに、宅建や管理業務主任者などは、有資格者しかできない独占業務があります。
資格取得にはもちろん努力しなければ合格できません。ですが、きちんと勉強をして合格し仕事ができる人になれれば、大学中退だとしても年収1000万も夢ではないのです。
不動産業界のメリット
不動産業界に就職するにあたって、メリット・デメリットはもちろんあります。自分が不動産業界に向いているのかどうか、見極めるのに知っておくことは大切です。いくつかあるのでご紹介していきます。
未経験でチャレンジできる
冒頭からずっと言い続けていますが、改めて…不動産業界は『学歴不問』『未経験』『資格なし』でも働けます。本人の能力を評価する業界です。
ポイント
- 自分の能力を活かしたい
- 活躍したい
- 自分自身の実力を試したい
学ぶ姿勢があり、前向きに頑張る人に向いてます。業種によっては資格がないとダメなところもあるので、まずは仲介営業から始めてみることをおすすめします。
頑張りが給料に反映される
完全歩合制の会社・固定給に出来高報酬がプラスされる企業は多くあります。なので、頑張れば頑張った分だけ目に見える形で現れるので、働きがいのある仕事です。毎月コンスタントに契約を取れれば、同世代の平均収入を大きく上回ることも可能です。
ポイント
- 年収をアップさせたい
- ガンガン稼ぎたい
- 頑張った分ちゃんと評価されたい
金銭面を理由に就職・転職を考えている人にはピッタリだと思いますし、頑張りが給料に反映されれば「もっと頑張ろう」と思える人もいるでしょう。
やりがいが大きい
賃貸や売買、投資など目的は違っても不動産業界が扱っている商品は、1件当たりの取引金額が大きいです。マンションや一戸建ての販売の場合、顧客にとって今後の人生に影響を与える大きな買い物です。
そのような大事な機会に関われる喜びがあります。また、契約成立したときは大きな達成感も味わえるでしょう。
仕事忙しくて全然動画更新出来ひん…でも昨日仕事で家主さんの持つマンションの売却の話まとまって、家主さんから「今まで何十と不動産屋さん付き合って来たけど、せやかてさんが1番丁寧で親切で仕事早かったわ。ありがとう。」って言ってもらえた☺️
うん、これがやりがい。#不動産 #仕事 #頑張ろ— せやかて (@seyakate_109) October 10, 2020
【こんなこともやりました】
メガ大家さんを担当していた時のことです。明日物件買うから一緒に来てと言われました。外装や内装など修繕にかかるコストや賃貸需要など管理の目線からの意見をアドバイス求められました。あ、力になれてる。やりがいを感じた時でした。#不動産 #投資 #経営 #大家— スーパー管理マンになりたい (@sfnKxMWyfmwd36a) March 13, 2021
「ありがとう」「あなたに任せてよかった」こんな言葉を一生懸命に仕事をしたあとに言われたら、『この仕事をしていてよかった』と感じると同時にやりがいに繋がります。
若いうちから昇進や昇格のチャンスがある
前述したように、不動産業界は本人の能力を評価する実力主義の職場が多いです。そのため、実績を残せば年齢に関係なく昇進や昇格のチャンスがあります。
ポイント
- 早く出世したい
- 独立を目指してる
社長や経営陣も若い人が多く、若いうちから重要なポストに就きたいという人は活躍できる業界と言えます。
不動産業界のデメリット
景気に左右されやすい
不動産業界は、時に数千万円・数億円規模の高額な物件を扱うことがあるため、売り上げが景気に大きく左右されます。
不景気の場合
- 企業はもちろん、家庭も出費を控える
- 相場が下がる
- 取引案件が減る
- その結果、収入も減る
安定した業界とは言い難いのが現実です。一方機会は多くはありませんが、『景気がいい』『消費税増税前』『不動産に関わる税制改正前』などは駆け込み需要が発生しします。すると、右肩上がりに売り上げが伸び社員の給与にもいい影響が出やすいです。
責任が重くプレッシャーが大きい
顧客は大きな金額を払うことになるので、契約に至るまで時間をかけることが多くあります。そのため、時間と労力を割いたにもかかわらず最終的に成約に繋がらなかったケースを考えると、プレッシャーやストレスを感じてしまう人が少なくありません。
特に営業職ではノルマがあるところが多いので、月に一定数以上の契約を取ることを求められます。
明日からまたノルマに追われる日々か。。。
ちなみに3ヶ月で6件500万円です。余裕やろと思う人もいるかもしれませんが、ダメ営業なんで勘弁してください。。。#不動産#ノルマ
— 不動産営業Y.N (@ynnonitijou) September 30, 2020
この方のように、プレッシャーに弱い方・ノルマがあって辛いと感じる人には大きなデメリットになります。逆に、適度なプレッシャーがあることによってやる気が出る人には向いているといえます。
忙しくて辞める人も多い
なんといっても忙しいので、離職率も高くよくブラック企業だと言われます。
不動産業界の求人について。 20代で年収1000万、2000万稼げますとか、若手の社長の会社をよく目にします。たしかに結果を出せば稼げるのでしょうが、話を大きくしすぎだと思います。現実的な話をしないから、理想とのギャップに離職する人が後を絶たないのではないかと思います。 不動産業界は離職率が半端ないです。 最新の調査結果でも、年収1000万以上って3.2%です。そんなあちこちで1000万2000万稼いでる人がいるならみんな不動産やると思います。休日も週休2日なんてほぼ嘘ですし、ブラック会社が多すぎます。 そんな求人広告に疑問を持ってしまいました。みなさんのご意見も聞きたいです。
これについての回答がこちら。
不動産業者です。 仰る通りです。 でも敢えて反論しますが、会社も悪いけど応募する連中も馬鹿です。 ちょっと考えれば解かりそうな事だと思いませんか? 普通は求人に応募する際、その業界や企業の事調べるでしょう? 調べれば、未経験でも年収1000万以上なんて、普通ではありえない事くらい解かると思いますよ。 このような求人広告を載せる企業はブラックだけど、応募する人もブラックだと思います。 つまりキャリアやスキルが低く、短期間で転職を繰り返してきたため、どこも相手にしてくれない輩です。 このサイトでも勤めていた企業がブラックでという相談が散見されますが、一体全体何を基準にして応募したのか不思議です。
引用:Yahoo!知恵袋
たしかに、きちんと調べたり考えず応募してブラック企業だと騒ぐ人もどうかと思います。もちろん入ったら全然違ったとかもあるでしょうが、不動産業界が忙しいのは多くの人が分かっていることで、そこに飛び込んで働きたいと決断したのは自分です。
間口が広いのでいろんな人が就職して働いているでしょう。その中で、忙しくても「これはチャンスだ」と前向きにとらえ、努力して実績を上げられる人だけが高収入に繋がるんではないでしょうか。
忙しいとストレス発散も大切ですよね。そんなときにブログでストレス発散+お小遣いも稼げておすすめです。
まとめ
中退者が不動産業界に就職するのは難しいのか?
- 学歴・未経験・資格なしでも就職可能
- やる気があり、努力して実績を積めば大卒よりも高収入になる可能性も高い
不動産業界の仕事の種類
- デベロッパー:企画・開発がメインでゼネコン(工事着工)とは協力関係にある・経験が必要なため未経験での就職は難しい
- 売買・賃貸仲介業者:不動産業界で最も人数が多く、就職するならまずはここからがおすすめ。売買仲介は売れたときのインセンティブ(成果報酬)が大きい・賃貸仲介は安定して稼ぎやすい
- 管理会社:縁の下の力持ち的な存在・『いかに利益を上げるか』を考え、オーナー(大家)と二人三脚で経営をおこなう事業パートナー・やることが多いので、理解が浅いまま就職して後悔しないようにきちんと仕事内容を理解してから就職するように
不動産業界で役立つ資格
- 宅地建物取引士←1番おすすめ
- マンション管理士
- 管理業務主任者
- 建築士
- インテリアコーディネーター
不動産業界のメリット
- 未経験でチャレンジできる
- 頑張りが給料に反映される
- やりがいが大きい
- 若いうちから昇進・昇格のチャンスがある
不動産業界のデメリット
- 景気に左右されやすい
- 責任が重くプレッシャーが大きい
- 忙しくて辞める人が多い
不動産業界についていかがでしたでしょうか?大学中退でも就職できる貴重な職種とも言えます。どんな仕事にも言えることですが、仕事内容をよく理解しないまま就職すれば後悔します。自分に向いてるかなどもきちんと考え就職することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。