奨学金

【大学院生】奨学金免除を狙うべき!評価基準や勝ち取る方法教えます

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友人B
・大学院でも奨学金は受けられるの?
・奨学金の種類って何があるんだろう?
・返還免除制度について詳しく知りたい!

こういった疑問にお答えします。

本 記 事 の 内 容

  1. 奨学金の種類
  2. 大学院の第一種奨学金がなぜいいのか?
  3. 奨学金免除となる条件
  4. 申請から結果の通知までの流れ
  5. 上位30%を選ぶ評価基準
  6. 大学院で奨学金を勝ち取るには?

今回は、大学院に進むけど奨学金を受けないと厳しい、できることなら返還免除したいという人に向けて、奨学金免除になる条件や評価基準を解説していきます。ぜひ、参考にしてください。

 

目次

奨学金の種類

友人B
大学院に合格したけど…学費払っていけるかな…
俺は親に反対されたよ。あと2年も払えないから就職してくれって。
友人A

結論から言いますと、大学院の奨学金は大学までのものに比べ多くの人に奨学金を受けられるチャンスがあります

まず、奨学金には『第一種奨学金(無利子)』『第二種奨学金(有利子)』があります。

申込資格

【修士・博士前期課程または博士医・歯・獣医・薬(6年生学部卒)学課程または専門職大学院(法科大学院を含む)の課程】
現に大学等に在学する人または卒業した人で、毎年定める時期までに翌年度の初めに大学院研究科の修士・博士前期課程または博士医・歯・獣医・薬(6年生学部卒)学課程または専門職大学院(法科大学院を含む)の課程に入学が予定されている人。
【博士後期課程】
現に大学院研究科の修士・博士前期課程の最高年次に在学する人または修了した人で、毎年定める時期までに翌年度の初めに大学院研究科の博士後期課程に入学が予定されている人。

引用:日本学生支援機構(JASSO)

ふく
なるほど。該当すれば申し込めるんだね。
大学と大学院での奨学金にはどんな違いがあるんだろう?
友人B
ふく
気になるところだよね!一緒に見ていこう。

大学院の第一種奨学金(無利子)

こちらは、奨学金を無利子で借りられるものになります。学部生と奨学金の制度に少し違いがあります。

学部生の家計基準は「家計支持者(親など)の収入金額」ですが、大学院生の場合は『本人の収入金額(定職収入がある場合、配偶者の収入も含む)』となります。

友人A
ということは…親の収入で採用が左右されないってこと?
そういうこと!だから、ほとんどの人が家計基準をクリアできるんだよ!
ふく

対象者:特に優れた学生および生徒で経済的理由により著しく困難な人
貸与額:博士前期課程 50,000円・88,000円から選択
    博士後期課程 80,000円・122,000円から選択
家計基準:本人の収入
     修士・博士前期/専門職大学院 299万円/年(注:389万円)
     博士・博士後期/博士医・歯・薬・獣医 340万円/年(注:442万円)
(注)研究能力が特に優れているもの、特別な事情があると認められるものなどについての収入基準超過額の許容範囲。

引用:日本学生支援機構(JASSO)

学部生の時には借りられなかった人でも借りることのできるチャンスです。

大学院の第二種奨学金(有利子)

こちらは有利子(上限3%/年)で奨学金を借りられるものになります。第一種奨学金と一緒で家計基準は『本人の収入金額』となります。

さらに、学部生の奨学金と違うところは『借りられる金額が学部生の制度よりも多い』ということです。

学部生の奨学金制度では、国公立・私立・自宅・自宅外などの区分に分かれていますが、大学院の制度ではその区別はなく、第一種では5万円または8万8000円、第二種は5万円・8万円・10万円・13万円・15万円の中から選べます。

いずれの種別でも、学部生の制度に比べて多額の貸与を受けることができます

対象者:第一種奨学金よりゆるやかな基準によって選考された人
貸与額:5万・8万・10万・13万・15万円から選択
利子:3%/年を上限とする
家計基準:本人の収入
     修士・博士前期/専門職大学院 536万円/年
     博士・博士後期/博士医・歯・薬・獣医 718万円/年

引用:日本学生支援機構(JASSO)

友人B
なんで多く借りられるのかな?
それは『保護者の手を離れる』っていうことを前提にしているからだよ。
ふく
友人B
なるほど。自立しているって認識なんだね。

奨学金を返すのは大変です。なので、時間のあるうちにブログを始めてお金を貯めてみるのもいいかもしれません。余裕をもって奨学金を返済していきましょう。

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大学院の第一種奨学金がなぜいいのか?

なぜ、第一種奨学金がいいといわれているのか?それは前述したように『無利子』であること、さらには『返還免除制度』があることです。

無利子の奨学金だけでも嬉しいのに、返還免除されるかもしれないなんて良いことばかりですよね。

無利子

返済が無利子っていうだけでもかなり魅力的です。社会に出てしまえば無利子でお金を借りられることはまずないでしょう。

社会に出て無利子のありがたみを感じたり、無利子であるから早く返済するのではなく、コツコツ返済をしている人が多いようです。

返還免除制度

なんといっても第一種奨学金は『返還免除制度』があることが大きいです。

最初から免除目当てで借りて、それを実行されているとはたくましいですね。

友人A
とはいえ…どれぐらい免除されるんだろう?

免除額

8万8000円/月×24ヶ月=211万2000円
全額免除:0円に!
半額免除:105万6000円

もし免除にならなくても、無利子なのでノーリスクハイリターンといえます。実際に第一種奨学金を借りている方の動画です。ぜひ参考にしてください。

友人A
この金額は大きい!返還免除されたい!
気持ちはわかるけどちょっと待って。当たり前だけど、返還免除されるには条件があるんだ。
ふく

 

奨学金免除となる条件

気になる奨学金免除となる条件ですが、こちらをご覧ください。

大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げたものとして日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。

学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。

貸与終了時に大学に申請し、大学長から推薦された人を対象として、本機構の業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て決定されます。

引用:日本学生支援機構(JASSO)

これを見て分かるように『特に優れた業績を挙げること』さらには『大学長から推薦された人』が対象となっています。

この「推薦される」が大事になってきます。推薦されれば99%の確率で免除されると思っていいでしょう。

友人A
99%?!推薦されれば免除確定ってことか!
推薦されれば…ね(笑)
ふく

大学院での返還免除の割合

まずは、どれくらいの人が免除されているのか?こちらをご覧ください。

引用:日本学生支援機構(JASSO)

この結果をみると推薦されれば99%全額あるいは半額免除されていることが分かります。さらに、第一種奨学金を受けた人の約30%の学生は全額または半額免除を受けられています

令和元年度中に大学院第一種奨学金の貸与が終了した24,638名のうち、各大学から特に優れた業績を挙げた免除候補者として推薦のあった7,546名について、学識経験者からなる業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て、免除者7,473名を認定しました。

引用:日本学生支援機構(JASSO)

その30%というのは『各大学からの推薦』なので、「第一種奨学金受給学生全員から30%」ではなく『各大学での第一種奨学金受給学生の30%』ということになります。

つまり、どの大学の学生にもチャンスがあるということです。さらに、奨学金免除となる可能性が高いことを知らない人や、親の年収制限で借りられないと思っている人もいます。そのため、そもそも奨学金を借りていない人が多いのです。

ふく
もちろん成績もちゃんととって、研究実績を積んだりと相応の努力が必要だよ。
それでも…なんだか手が届きそうな気がしてきた。
友人A
ふく
モチベーションにもつながるね!

 

申請から結果通知までの流れ

ここまで第一種奨学金について紹介してきました。次に申請から結果通知までの流れをみていきたいと思います。

申請から結果通知までの流れ

12月~2月    申請書を記入・必要書類を提出

2月~4月   大学内で推薦者を決定

5月頃     日本学生支援機構が免除者を審査・決定

6月~7月   本人宛に文書で結果の通知

おおまかな流れですが、基本的にどこの大学もこの流れで免除者が決定されます。書類の提出時期については各大学により異なるのでご自身が通う大学に確認してください。

友人B
この推薦者を決定するっていうのが重要なのね。
そのとおり。何度も言うけど、ここで選ばれなければ免除はされないと思っていいよ。
ふく

申請書を記入・必要書類を提出

3つの書類

  • 業績優秀者返還免除申請書
  • 指導教員等の推薦理由
  • 特に優れた業績を証明する資料の写し

まずは「申請書」についてです。各大学のサイトから申請書をダウンロードできますので、ダウンロード・印刷して記入してください。

こちらは日本大学文理学部の申請書になります。基本的にはどの大学でも変わりませんが、業績一覧に関しては『項目』『評価方法(A・Bであったり30点などの点数)』が違いますので、あなたが通っている大学がどうなのか確認してください。

引用:日本大学 文理学部

次に「指導教員等の推薦理由」ですが、こちらも各大学のサイトでダウンロード・印刷して、申請者本人が指導教員等に記入様式を渡し、直接依頼してください。先生方も忙しい時期なので、早めにお願いして書いてもらうようにしましょう。

最後に、「特に優れた業績を証明する資料の写し」です。これは、学会で賞などを授与された場合には、賞状などが証明として必要になります。

もし、証明書が発行されていない場合には、学会に問い合わせて印鑑付きで証明になるようなものをリクエストしておきましょう。

ふく
書類をそろえるのに時間がかかるから、早め早めで準備しよう。

こちらは値段は高いですが、社会人になっても使える電子ノートです。To Do・スケジュール・ノート機能と豊富で、パソコンと連携してデータ転送も可能です。大学のみならず就職したあとも使えるので持っていて損はないです。

大学内で推薦者を決定

友人A
やっと出てきた!推薦者!
落ち着きなさいって(笑)
ふく

各大学が日本学生支援機構へ申請する推薦者を決めます。つまり、ここで推薦者になれれば99%免除確定です。

免除申請者の順位付けをおこない決定されますが、推薦者は明かされないのでどれぐらいの申請書が機構に送られたのかは分かりません。

例として学生100人に対して推薦者・免除者がどれくらいなのか見ていきましょう。奨学生の割合は日本学生支援機構「平成30年度 学生生活調査」の中の「奨学金の受給状況」を参考にしています。

それによると、修士課程での奨学金の受給は48%となっています。

推薦されるかは『大学のレベル』『奨学金を借りている人数』によって難易度が変わるでしょう。しかし、奨学生であれば返還免除申請をしないと損だということは言えます。

日本学生支援機構が免除者を審査・決定

大学側からの推薦者リストを日本学生支援機構の学識経験者を含む委員で構成する『業績優秀者奨学金返還免除認定委員会』が審査・返還免除者を決定します。

膨大な人数の推薦者がいますから、詳細を確認しながらというのは考えにくいです。しかし、推薦者のうち1%は免除棄却されていますから、書類や資料に不備等ないかきちんとチェックしておきましょう。

ふく
せっかく推薦者になったのに1%の免除棄却の人にはなりたくはないからね。

本人宛に文書で結果を通知

結果の通知は6月~7月に本人宛に届きます。機構に登録されている住所が変更になる場合は、住所変更の手続きを忘れずにしてください

以上が、申請から結果通知までの流れになります。

ふく
気になるのは30%に入るためにはどんな評価基準があるかだよね。
やっぱり厳しいんだろうな…。
友人A

申請から結果通知までの実体験をブログで配信してみてはどうでしょうか。奨学金を借りていない学生や返還免除制度があることすら知らない学生も多いです。

あなたが発信することでそういう制度があることを知ってもらえて、お小遣いも稼げて一石二鳥ではないでしょうか。

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上位30%を選ぶ評価基準

評価基準は各大学院によって異なります。しかし、多くの大学院で同じような基準となっています。

業績の種類

  1. 学位論文その他の研究論文
  2. 大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究の成果
  3. 大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果
  4. 著書・データベースその他の著作物(第1号及び第2号に掲げるものを除く)
  5. 発明
  6. 授業科目の成績
  7. 研究又は教育に関わる補助業務の実績
  8. 音楽・演劇・美術その他芸術の発表会における成績
  9. スポーツの協議会における成績
  10. ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
  11. その他機構が定める業績

引用:日本学生支援機構(JASSO)

そして、奨学金免除になる学生は研究や日々の活動などの『評価項目で得られる点数の合計が高い学生』となります。この評価項目は公平に誰でも見られるように公開されています。一例としてこちらをご覧ください。

引用:兵庫教育大学

このように、さまざまな項目かあります。こうした評価項目の中で、自分が点を貰える項目をたくさん作ることで奨学金免除を勝ち取ることができます

ふく
評価項目にプラスになる活動には積極的に参加していった方がいいね!

 

点をとりやすい項目

兵庫教育大学の項目を例にとって解説していきたいと思います。まず、この項目の中で点数をとりやすいのと、該当しないもしくは点数をとりにくい項目があります。

点数がとりやすい

1.学位論文その他の研究論文
5.授業科目の成績
6.研究又は教育に関わる補助業務の実績
9.ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績

まずは点数を取りやすい項目から一つずつ見ていきましょう。

学位論文その他の研究論文

学位論文は「修士論文」のことですね。もし、修士論文発表会で優秀な修士論文を称える賞などがあれば、それを獲得すれば最高点がつきます。

学位論文は全員提出するので、『学会発表の回数』『学術論文の投稿数』で差がでます。論文投稿時にはファーストオーサー(筆頭著者)だけでなく、セカンドオーサー以降も評価対象になります。

友人A
先生がファーストで投稿した論文に自分のデータが少し入ってた!
それなら名前載ってるんじゃない?!かなりおいしい話だね!
ふく

ファーストオーサーの論文など持っていたら絶対に書いてアピールしてください。もちろん、なくても全額免除のチャンスはあります。

ここで大事なのが、『論文誌の種類は問われない』ことです。ですので、難易度の高い論文誌に1本投稿するよりも、簡単な論文誌に複数投稿する方が評価は高くなります。

研究成果を学会で発表したり、小さい学術誌でもいいので論文を載せることができるようにしましょう。なので、教授に論文を書けと言われたら積極的に取り組むようにしてください

ふく
教授に「奨学金免除を狙いたい」と相談すれば、必ず力になってくれると思うよ。
そうだよな!相談してみる。
友人A

授業科目の成績

ここは正直落としてはいけない項目です。

所属する院によって成績の甘口・辛口あると思いますが、決して授業をサボったりしないで同級生よりいい成績を取っておけば、ここで差をつけられます

研究又は教育に関わる補助業務の実績

こちらはいわゆる「TA(ティーチング・アシスタント)」「RA(リサーチ・アシスタント)」といわれるものです。こちらも落とせないポイントとなります。

点数が高いわけではないんですが『収入になる』ので、研究業務に差し支えなければぜひ行ってください。

最近ではコロナの影響でオンライン化され、年配の先生やパソコンでの準備が苦手な先生の手伝いとしてTAをやっていた人もいます。

点数ももらえてお金ももらえるなんて、やらなきゃ損です。まずは、稼ぐのを目標とせず簡単なTA/RAをおこない、実績のみを稼ぐのがおすすめです。

お金も稼ぎたいという人はブログをおすすめします。すきま時間にブログをやって、勉強や研究をしてる間にいつのまにかお金が稼げています。この機会にぜひチャレンジしてみてください。

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ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績

こちらもボランティアに行っていればOKです。ここで大事なのは『教育活動に関係する』というものです。たとえば、教授の高校生向けの出張授業についていくなどです。

兵庫教育大学の項目でも「専攻分野に関連したボランティア」とあります。ここでは主なボランティア先として、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校があります。そういったところで、授業や実技の補助をおこなうボランティアをすることで点数がもらえます。

ふく
「教育大学」っていうだけあってボランティア先も教育系が充実してるんだね。
ほかの大学でも教育関係もしくは専攻分野に関係したボランティアをすればいいんだね。
友人B
ふく
そうだね。でも気を付けてほしいことがあるんだ。

こういったボランティアは業績の証明をおこなうのが難しいんです。

証明書類

  • 感謝状
  • 機関からの依頼状など
  • その他主催者等の証明・評価したもの

いずれも具体的な活動内容がわかるもの本人氏名の記載があることが条件です。

ふく
なにかしらの証明を必ず控えておこう!

 

該当しないor点がとりにくい項目

続いて該当しないor点数がとりにくい項目はこちらです。

該当しないor点数をとりにくい

2.大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究成果
3.著書・データベースその他の著作物
4.発明
7.音楽・演劇・美術その他芸術の発表等における成績
8.スポーツの協議会における成績
10.教員採用

それでは一つずつ見ていきましょう。

大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究成果

こちらは「修士論文に代わる特定の課題についての研究成果」なので、普通に修士論文を書く学生には関係ありません

著書・データベースその他の著作物

なんとなく想像はできると思いますが、代表的なもので言ったら『教科書に載るような研究』をしている場合は著書になります。しかし、そういったものはほぼ教授でないと無理でしょうから、ここで点数を稼ぐのは難しいといえます。

ふく
逆を言えば、著作物があればかなり差をつけられるってことだね。

発明

特許をとっていたり、特殊な発明品があればこの項目に記載出来ます。しかし正直かなり難しいので、ここで点数を稼ぐのは厳しいでしょう。

こちらも著作物と同様に、論文や学業以外の業績として大きなポイントになります。「特許」「発明品」があればかなり差をつけられます。

音楽・演劇・美術その他芸術の発表等における成績

こちらは研究している学生には関係なく、芸術専攻の方の学会みたいな位置づけと考えてください。なので研究者が芸術で賞をとった場合は、残念ですが自分だけの思い出にしてください。

スポーツの協議会における成績

こちらも上記の芸術の成績と一緒で、研究している学生には関係ないです。専攻分野に関係するスポーツ競技会の成績のみアピールできます

教員採用

こちらは他の大学では「その他機構が定める業績」となっています。なので、各大学によって内容は異なりますので、ご自身が通っている大学はどうなのか確認してください。

兵庫教育大学では『大学教員への採用』『教員採用試験に合格』すれば、点数はもらえませんが、合計点数の高い者から選考したとき同点の場合「教員採用を優先」されます。

ふく
そもそも「その他機構が定める業績」の項目がない大学もあるから必ず確認を!

 

大学院で返還免除を勝ち取るには?

各評価項目は多岐に渡ります。学内での戦いになるので、同級生が取れる項目であなたが取れないと不利になります。

逆に、同級生が取れない項目を取りにいけると一気に免除枠決定まで近づきます。修士の早い段階から学会発表に出て実績を積んでおくと、ライバルに差をつけられます

返還免除を勝ち取るポイント

  • 論文投稿ができそうな研究室を選ぶ
  • 論文の投稿数を多くする
  • 学会発表しやすい研究室を選ぶ
  • 先輩が返還免除を受けている研究室を選ぶ

論文投稿ができそうな研究室を選ぶ

まずは修士課程在籍時に、論文投稿ができそうな研究室を選んでください。現在所属している修士学生に論文投稿の実績があるか教授が論文投稿をサポートしてくれるかなど、研究室見学などでチェックしてください。

論文の投稿数を多くする

できる限りたくさんの論文を投稿できるように研究を進めてください。奨学金免除の業績評価は『論文誌の質ではなく投稿数』で判断されます。

ふく
高評価になるのは、難易度の高い論文誌1本<簡単な論文誌3本ってことだね。

学会発表しやすい研究室を選ぶ

大学院生になれば1度くらい学会発表はすると思いますが、奨学金免除を狙っている人は学会発表の数も多いです。

教授によっては学会発表のための研究指導をしてもらえなかったり、逆に学会発表の原稿を作ってくれたりと研究室によって「学会発表のハードルが違う」ことがあります。

なので、しっかり研究室の実態をリサーチしておくことが大事です。

先輩が返還免除を受けている研究室を選ぶ

先輩で奨学金の返還免除を受けている人が多ければ、その研究室は『奨学金の返還免除に理解のある研究室』だと言えるでしょう。上記で述べたような学会発表をできる機会も多いかもしれません。

 

まとめ

奨学金の種類

第一種奨学金:特に優れた学生および生徒で経済的理由により著しく困難な人
       貸与額→50,000・88,000円から選択

第二種奨学金:第一種奨学金よりゆるやかな基準によって選考された人
       貸与額→5万・8万・10万・13万・15万円から選択

いずれも家計基準は「本人の収入金額」となります。

大学院の第一種奨学金がなぜいいのか?

  • 無利子
  • 返還免除制度

奨学金免除となる条件

  • 特に優れた業績を挙げること
  • 大学長から推薦された人

推薦されれば99%返還免除確定!推薦は各大学からなので、どの大学の学生にもチャンスがある

申請から結果通知までの流れ

12月~2月 申請書を記入・必要書類を提出
2月~4月   大学内で推薦者を決定
5月頃   日本学生支援機構が免除者を審査・決定
6月~7月  本人宛に文書で結果の通知

上位30%を選ぶ評価基準

  1. 学位論文その他の研究論文
  2. 大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究の成果
  3. 大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果
  4. 著書・データベースその他の著作物(第1号及び第2号に掲げるものを除く)
  5. 発明
  6. 授業科目の成績
  7. 研究又は教育に関わる補助業務の実績
  8. 音楽・演劇・美術その他芸術の発表会における成績
  9. スポーツの協議会における成績
  10. ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
  11. その他機構が定める業績

奨学金免除になる学生は研究や日々の活動などの『評価項目で得られる点数の合計が高い学生』となる

点をとりやすい項目

1.学位論文その他の研究論文
5.授業科目の成績
6.研究又は教育に関わる補助業務の実績
9.ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績

該当しないor点がとりにくい項目

2.大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究成果
3.著書・データベースその他の著作物
4.発明
7.音楽・演劇・美術その他芸術の発表等における成績
8.スポーツの協議会における成績
10.教員採用

大学院で返還免除を勝ち取るには?

  • 論文投稿ができそうな研究室を選ぶ
  • 論文の投稿数を多くする
  • 学会発表しやすい研究室を選ぶ
  • 先輩が返還免除を受けている研究室を選ぶ

いかがでしたでしょうか。そもそも第一種奨学金を借りてない人もいますし、免除申請書類を出していない人もいます。申請しない人はみんな不戦敗です。上位の業績ではなくてもまだチャンスはあります。

この機会に評価基準を知り、研究や学会を頑張って返還免除を勝ち取ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

妊活の悩みについて

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