妊活の悩みについて
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ブラック研究室はどんなところ?
どうして中退するようなことになるの?
今回はブラック研究室についてのこんな疑問・質問に答えていこうと思います。
記事内容
・ブラック研究室ってなに?
・ブラック研究室が多い学部は?
・中退に追い込む恐るべき実態
・ブラック研究室の見分け方ベスト6
・まとめ
最近問題視されているブラック研究室の実情・避ける方を紹介していきます。この記事をすべて読むとブラック企業も真っ青な現状がわかってしまうかもしれません。
目次
中退する人が続出するブラック研究室ってなに?
ひとことで言うと「ブラック企業の研究室版」というとどのような場所か想像しやすいと思います。
学生が、本来与えられる以上の労働や責任を押し付けられたり、様々なハラスメントをされる研究室のことをブラック研究室と言います。
教員が実際に実験することも、若い助教を除けば、ごく少数の例であろう。僕もまだ自分で実験をしているが、まとまった時間を取るのはなかなか難しいのが現実だ。大学の実験系研究室における、研究の主力は学生なのである。
このラボにおける“主な労働力が学生”という状況は、実に微妙なバランスで成り立っている構図である。学生は学費を払って大学に来ており、給料をもらっているわけではないので、基本的にはなにかを教わる立場であり、ラボの「労働力」として扱われるのは、本質的に筋違いだ。
つまり教員の主導する研究に従事することで、実験のスキルであったり、科学的なものの考え方であったり、物事の進め方であったりしたことを学んでいく、という理屈なのである。これが前提であることを、まずご理解いただきたい。
引用:現代新書
研究資金の差は教授だけでなく学生たちの研究費にも直結します。つまりお金のない研究室にいる学生たちはしたいことができなくなってしまうのです。
そこに研究成果を出すという圧力も加わると、たちまちブラック研究室に変貌してしまう下地が出きあがってしまうのです。
「研究ができない」と烙印を押された教員は、研究費が得られなくなる。研究室で「教育」を受けるために、学生に配分される実験経費は極めて少なく、筆者の属する機関であれば、年間、学部学生一人あたり7000円、修士学生一人あたり2万円という額である。現在の生命科学分野における研究の常識からすれば、2万円では酵素1本買ったらおしまい、抗体なら買えない。事実上、何もできないということになります。
つまり外部資金が豊富なラボに行った学生は、年間一人100万円くらい使って実験をしているような例も決して珍しくないが、貧乏なラボに行くと、できることが極めて限られてしまう。
中略
外部資金は教員が外部に向けて何かを「やります!」と宣言して獲得してくるものであり、評価が厳しい外部資金であれば、年に何回も成果発表会がある。予算を獲得した教員には、社会的な責務が生じ、計画通り研究が進んでいるか発表しなければならない。
本来、そうして請け負った課題の成果を出す責任は、学費を払って「教育」を受けている学生にはないのだろうが、実際に実験をしているのは学生なのだから、教員を介して、当然プレッシャーをかけられることになる。そして、そのプレッシャーは、教員の人柄によっては、強迫的なものや陰湿なものとなり、いわゆる、ブラック研究室化が起こってしまうのだ。
引用:現代新書
学生や研究室を追い詰めるような「ブラック研究室」は研究不正の温床になる。学生にとってはブラック研究室の実態を暴くことにメリットはなく、目標にはなり得ない。研究室から円滑に卒業し、就職やステップアップなど次の活躍の場を得ることがゴールだ。そのためには合理的でない。果たして倫理教育で学んだモラルはどこまで有効なのだろうか。
引用:ニュースイッチ
ブラック企業問題はかなり取り上げられていて、「働き方改革」やコロナによる「リモート出勤」などで改善を目指す動きが高まってますが、研究室の場合は損得にとらわれて許されない行為が黙認されてしまっているように感じます。
なによりお金がなくて負の連鎖が起きてしまうのはとても悲しいことです。研究もできないし希望もない、虚しさだけが残る。そんな未来を回避したい人は下のボタンをチェック。
中退者が続出するブラック研究室が多い学部は?
ブラック研究室が多い学部はずばり「理系学部」です。
研究室という体制をとっているのは主に理系学部だからです。
僕の調べ方が悪かったのかもしれませんが、実際にブラック研究室について調べていると理系学部での問題を取り上げているものばかりでした。
旧帝理系(院)はブラック研究室が多いですか?研究至上主義、拘束時間が長い、就職活動妨害、
ベストアンサー
そりゃ学部にもよるよ
数学科などの場合は毎日帰れると僕の同期は言ってましたね
ただし科学生物系だと実験するタイミングを間違えると徹夜になります
就職活動はそもそも研究室や学部の方に推薦が届いてるのでそれを使えばほぼ確実に決まりますし、それを妨害すると次の年から大学にそのような推薦が来なくなるのでさすがに受けさせますよ
引用:Yahoo!知恵袋
この回答者さんの書いてることから推測すると、実験系の理系学部にブラック研究室が多いのかなと思いますね。「毎日帰れる」「徹夜」のワードに恐怖を感じますが。
中退する人が続出するブラック研究室の特徴と地獄のような実態
ブラック研究室は表面化しづらい分、多くの中退者を産み出し、下手をすると行方不明者がでたりする恐ろしい場所になりうるところです。
恐るべき実態
・ブラック研究室の特徴①大きな権力に閉鎖的な空間
・ブラック研究室の特徴②パワハラ・モラハラの嵐
・ブラック研究室の特徴③味方がいない
・ブラック研究室の特徴④放置主義な研究室
ブラック研究室の特徴①大きな権力に閉鎖的な空間
普通の抗議でも教授や担当教員の存在が大きいですが、研究室という空間ではその存在感や権力が増幅します。
研究室は云わば教員たちの城のようなものです。自分のテリトリーにはいると普段隠している本心や人間性が明るみに出てしまうのです。
研究室にいるのがつらいです。僕は大学院1年、地方国立から旧帝大に進学した者です。
研究室に入った始めのうちはやる気に満ち溢れて自ら終電まで残って勉強などしていました。リーディング大学院にも所属しています。他専攻のことも勉強し、博士進学を志す代わりに毎月奨学金をもらえるプログラムです。
しかし、実験が始まり教授や助教授からかなりいじめられるようになりました。毎日のように「君の発言は聞く気になれない」、「どうせ君には理解できないだろうけど~」、「それでよく生きてこれたね」など罵声を浴びて、1ヶ月あってもこなせないような課題を3日でするように言われたりします。
中略
しかし、このような研究室の生活を送り、研究者としてやっていけないと考え、就職を考えています。研究室では人間関係が閉鎖的だったのでもっと人との関わりがあるようなマスコミなどに興味を持ちました。
研究者を天職と考える先生の逆麟に触れることを恐れ、なかなか言い出せずかなりストレスが溜まっています(過去に卒業した先輩が開発職に進み、大ゲンカしたそうです)。
こういった状況なのですが先生に就職する言い訳としてどうすればいいでしょうか?研究室に馴染めてない、などと本音は言えません。これからの対応などアドバイスいただけると光栄です。よろしくお願いします。
引用:Yahoo!知恵袋
人との交流が制限され、考え方が縛られているように見えますね。この教授たちは研究室へのお土産品を相談者さんにはわざと渡さなかったり、かなり陰湿なことをしていたらしく、さらにストレスを溜めてしまったようです。
ブラック研究室の特徴②パワハラ・モラハラの嵐
ブラック研究室はパワハラ・モラハラのバーゲンセール状態です。
研究や発表会の計画が思い道理にいかないと、そのストレスを実際に研究している学生たちにぶつけるからです。
お金がない研究室だと余計に計画通りいかなさそうだし
自分の権限をふりかざして、就活の邪魔をするような教授もいるようです。
大学教授の態度について。モラハラというのでしょうか?はじめての投稿です。よろしくお願いします。
この春、僕立大学四年になり、今年の2月頃から研究室配属が決まり活動しています。2.3ヶ月生活した中で教授の言動に違和感を感じています。僕は初めは気を遣い、機嫌を取っていたため、初めの1ヶ月は部屋の学生の中ではお気に入りになっていました。
某有名大学をでて留学経験もある僕の部屋の教授は、常に自分が正しいと思っています。研究日程をドタキャンしてしまった彼女に非があるのは確かですが、その子に対して、「彼女はどこかおかしい。彼女にこの研究をまかせると、特許を取られそうだから、彼女には内緒で違う実験をさせている」と僕に言ってきました。
また1日の中でも機嫌が大きく変わり、悪いときは無言になります。
中略
僕は今日ついに本音を言ってしまいました。立てた予定が崩れるのは申し訳ないですと言った上で、就活があるので今週実験できませんと伝えたところ、激怒されました。僕は、気分屋で自分の都合で何もかも決める教授にストレスを抱えています。学生の身分ですがあれはやりすぎやと思います。プライドが高いというか絶対的というか、うまく言えませんが。それで今日本音ぶつけてしまい、教授は激怒しているようです。
助手さんにメールで聞くと、「(僕の)態度はありえない。卒業させない。来年も来て、実験も何もさせずにデスクにむかわせる。もしくは土下座して謝れば許す」と言っているようです。
土下座というワードが出てくることに恐怖を感じました。とにかく卒論を出さないと卒業できなくて就活どころではありません。僕が悪いこと言ったと思ってません。でも、謝らなければ卒業できません。文章めちゃくちゃですがアドバイスお願いします。
引用:Yahoo!知恵袋
教授の気まぐれに振り回され心身ともに疲弊し、さらに卒業できないかもしれないという恐怖に襲われているように思います。
研究室の学生たちは比較的研究に余裕があるときでも、就活に使える時間は5時間がもっとも多い割合であると出ています。下の表は研究室所属の学生が一週間に就活で使う時間をグラフにしたものです。
また先に書いたような「よくそれで生きてこれたね」というようなモラハラ暴言を吐くような教授も存在します。ブラック研究室の分かりやすい問題点と言えるでしょうね。
このようなハラスメント問題は企業や研究室以外の世界でも注目されています。気になる方は大学で野球続けたけど辞めたいと思った理由とそのあとの生活もお読みください。
ブラック研究室の特徴③味方がいない
ブラック研究室には見方になってくれる人が研究室内にいない可能性があります。
教授の権力が大きい分、同期も先輩も教授のイエスマンで真摯に向き合ってくれない場合があるからです。
僕の知り合いにも就職先で、壮絶なモラハラ暴言にあっている人がいますが、そのモラハラをする上司のことは以前からかなり問題になっているそうです。でもその上司は会社の古株で仕事がとても出来る人のため問題になっていてもなあなあにされているようです。
辛いのに一緒にがんばるどころか、突き放すようなことをされたら、ストレスで精神的におかしくなってしまうのではと思います。
こんなブラック企業をもしのぐエピソードも存在します。
外でご飯食べてたら隣の2人が
・3年間、毎年100万払って無給労働
・深夜2時に呼び出されたことも
・1年目は先輩に手柄を取られたと話しており、「どこのブラック企業、もしくは悪徳オンラインサロンだ…?」と思ってると
・でもようやく大学院卒業だ!
といっており、まさかの研究室の話だと発覚
— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) March 16, 2019
これでは研究室にいる意味を見失ってしまうのかもと思いますね。
孤独に虚しく、やる気もでないそれはうつ病のサインかもしれません、詳しく自分と向き合いたい方は「大学が辛いから辞めたい」それ、もしかしてうつ病のサインかも をどうぞ。
ブラック研究室の特徴④放置主義な研究室
研究室のなかには学生たちを放置するようなところがあります。
研究テーマや研究のある程度の計画も本来教わる立場の学生たちに指導せず投げてしまう教授もいるのです。
まだ十分に理解してないのに本筋を丸投げされたら何もできないですよね。
友人にセラピストのアルバイトをしている子がいるのですが、研修を合格するために練習をするらしいのです。
ただ教えてくれる人によってはマニュアルだけ渡して「じゃあ僕のの背中で押してみよっか」となるらしく、押し方もわからないから最初とても苦労したようです。
放置系研究室の実態がよくわかるツイートを発見しました。ご覧ください。
理系研究室の闇、ブラック研究室は偏差値が低い大学でも起きる。
性質が違うのは、偏差値が低い場合は教授ではなく、助手や大学院生によるものが多い。
教授は学生のレベルが低すぎて、もう色々諦めて、放置系が多くなる。助手は将来がかなりやばいから学生にプレッシャーかけて成果をまきあげる。
— 平太@月間8万pv & 収益4桁ブロガー (@zakiiy0810) September 27, 2020
放置するのに評価欲しさに学生たちに成果を強要するなんて、無責任にもほどがあるのではなんて僕でも思ってしまいます。
放置系ブラック研究室についてまだ疑問に思う人は下の動画をご覧ください。学生の生の声が聞けます。
もしこのような現状に不安・不満を感じていたら、自分の気持ちを日本に世界に発信してみませんか。
中退者が続出するブラック研究室の見分け方ベスト6
ここからは、ブラック研究室を回避したい人必見です。ブラック研究室の見分け方を順をおって紹介していきます。
見分け方ベスト6
・ブラック研究室の見分け方①教授の人柄
・ブラック研究室の見分け方②卒業生の進路
・ブラック研究室の見分け方③博士がいるか
・ブラック研究室の見分け方④夜や休日の明かり
・ブラック研究室の見分け方⑤学生たちの仲
・ブラック研究室の見分け方⑥卒業生たちのレビュー
ブラック研究室の見分け方①教授の人柄
まず大事なのは、その研究室の教授の人間性を調べることです。
どんな組織でもトップに立つ人や直属の上司となる人の人柄が良くないと、何も続けていけません。
教授の人柄を知るにはまず履修講義を受けてみるのがいいです。講義を受けてみて「なんか変だな」とか「講義の雰囲気が悪いな」など嫌な印象を受けたらその教授とは相性が合わない可能性があります。
講義でさえ怒鳴ったり、人として容認できない行為をしている教授はもう一発レッドカードですね。研究内容に興味があっても自分の身の安全のために避けた方がいいでしょう。
ブラック研究室の見分け方②卒業生の進路
その研究室の学生たちの進路調査も自分に合う研究室を探すのに役立ちます。
ブラック企業と同じでブラック研究室も、学生たちの入れ替わりが激しく、なかなか研究室に定着しないからです。
恐るべき実態で書いたように、中退者や学部生で就職だけでなく行方不明者なんかがいたら、その研究室の内情は悲惨かもしれません。
また、違う大学の研究室に移転なんかも怪しい材料になってきます。
ブラック研究室の見分け方③博士課程の学生
博士課程の学生がいないと研究で困ることがたくさん出てきます。
人の入れ替わりが激しい研究室には博士も定着しません。博士課程の学生がいないと学生たちは自分たちの力だけで研究しないといけないのです。
一番何が困るかというと、取得までのノウハウが一切分からないことだ。分かりやすい例を挙げよう。たとえば、自分で寿司屋を開業したいと考えたとき、どうやって握りたいか知りたい。それなら、寿司屋に修行するか専門学校に入って手取り足取り学んだ方が早い。
これは博士課程学生にも同じことが言える。どのように研究や実験デザインすれば良いか、論文はどうやって投稿するのか、審読者からの質問に対するディフェンスはどうしたら良いのか。粗銅教員に聞くのも当たり前だが、ディスカッションの時間が十分取れないことがある。
直接聞くノウハウは決して独学では手に入らない。博士課程の学生がいれば、ロードマップが簡単に手には入るのだ。さらには、精神的に支えてくれるメンターにもなってくれる。僕が学会に参加したとき、有名大のラボは博士課程の学生が普通にいることが、とてもうらやましかった。
引用:noto
こういった、頼れる博士課程の学生がいないのは自分たちで一から始めなければならない可能性があり、放置系の研究室だった場合ストレス値ははね上がるでしょう。
ブラック研究室の見分け方④夜や休日に明かり
夜や休日に研究室の明かりがついていたら、ブラック研究室である可能性があります。
徹夜覚悟・休日返上で研究にいそしんでいるということだからです。
休めないじゃん!
なかには研究室に住んでる学生なんかもいたりするわけで、帰るのがめんどくさいのかもしれませんが、それだけ追い込まれるのは異常なのではと思います。
気になる研究室が見つかったら、夜中や休日の研究室に明かりがついてるか確認して見るのがいいですね。
ブラック研究室の見分け方⑤学生たちの仲
研究室にいる学生たちの雰囲気も重要なポイントです。
仲がギスギスしているのはもちろんですが、仲が良すぎるのも研究室選びで注目しなければなりません。
同じ研究室で辛さを共有しているもの同士、一緒に戦ってるんだという気持ちになって、お互いに異常なほど仲が良くなるということがあるのです。
仲が良すぎる集団に入っていざ馴染めなかった場合、孤独感がひどいことになりそうです。
研究室に訪問してみて、学生たちの仲に違和感を感じたら避けた方がいいかもしれません。
ブラック研究室の見分け方⑥卒業生たちのレビュー
その研究室の卒業生たちの感想も判断材料になります。
研究室の状態を肌で感じ、教授とも関わり、同じ学生たちとも一緒に研究し生活したという経験があるからです。
卒業してもう研究室のしがらみを脱している人たちなので、情報も信憑性が高いです。
この手は使えないかも
研究室の噂なども手としてありますね。噂も卒業生たちの声など、直接聞けるようなイベントがあれば積極的に参加していきましょう。
他にも実体験をまじえたブラック研究室の特徴、回避方法を下の動画で解説しています。
本当にそんなことあるのかという気持ちになりますね。ブラック研究室に入らないためには、人の意見を聞きそこから自分でよく考えることが必要です。
地獄のようなブラック研究室に入ってしまったら
ブラック研究室に入ってしまっても、そこで一生働かなくてはいけないということはありません。以下に逃げ道を載せておきます。
注意ポイント 他の研究室に行く→一番無難な選択です。ただタイミングを間違えると卒業が難しくなるのでご注意を! 就活する→研究の仕事にこだわりがないなら他の仕事を探しましょう。続けても心身共に病んでいくだけです。 ブログを始める→後ほど詳しく解説します。
こんな悩みもあります。
大学院を中退したいです。
理由は大学院での研究に興味がなくなり、他にやりたいことが見つかったからです。
そこで自分と同じ境遇の人、社会人の方に以下の文章を読んで思ったこと、アドバイスなどを聞きたいです。厳 しい意見でも構いません。
自分は現在国立大学の大学院生(M1、23歳、男)で、化学系の研究室に所属しています。
まず自分が大学院に進学してから半年間(4月~9月)の話をします。 自分の研究室はいわゆるブラック研究室で、とにかくすることが多かったです。その内容は自分の実験、雑誌会、学会発表、授業、TA、研究室行事の企画などで、一つ一つが長時間を必要とされるものばかりでした。だから毎日朝9時に研究室に行って、家に帰るのは夜8時を過ぎており、忙しい時期は夜12時を過ぎる日もありました。当然疲労は溜まり、そのせいでミスを連発し、毎日のように教授や先輩に怒られるようになっていました。それがストレスで精神状態も不安定になり、最近では以下のような症状になっていました。
・研究室のことを考えると不安感に襲われる。
・ミスをすればするほど、自分が無能としか考えられなくなる。
・人と関わりたくなくなる。家族とさえも。
・何もしたくなくなる。
・消えたい、死にたいと思うようになる。
この頃には研究に対する興味は完全になくなっており、「自分は何やってんだ?なんでこんなことしやなあかんの?」といつも思ってました。しかし他にやりたいことがなく、途中で辞めたら就職に不利になると思ったので仕方なく続けていました。
次に10月から現在の話をします。
そんな時にマレーシアに1か月留学する機会がありました。 今回の留学でマレーシアの人々や文化に触れることで、今まで印象になかったマレーシアの良いところをたくさん知ることができました。もっと知らない世界を旅して自分の知らない世界を知りたいと感じました。そしてそれが本当に自分のためになることだと思えました。 またこの留学中は暇な時間多かったため、毎日自分と向き合い将来を考えることができました。
その結論を以下にまとめます。
・大学院を中退し、バイトをして金を貯めて世界一周の旅に出る。
・就職活動は25歳から始める。
・大学院を中退することで就職活動は不利になるだろう。しかし、このまま大学院を続けて卒業、就職できたとしても、いずれ自分のしていることに疑問を持ち精神的にきつくなって途中で辞めてしまうと思う。 そうなるぐらいなら大学院での時間を自分のためだけに使いたい。
休学は考えていません。保険をかけるようなことはしたくないし、研究へのやる気がないのに復学しても同じことの繰り返しになると思うからです。
自分の考えが甘いのは十分分かっていて、研究から逃げているだけだと思われても仕方ありません。正直不安です。この選択をして就職できず、一生フリーターになるかもしれません。でもやりたいことをするのが人生だと思ってこの結論に至りました。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
質問者さんが思う通り「やりたいことをするのが人生」です。
僕自身会社を辞めて、2年間世界一周していました。
いろんな国に行って、いろんな人と会って楽しかったですし、全然後悔していません。
就職活動のことを考えると不安なのは分かります。
ただ、将来のことを不安視しすぎて、今をないがしろにするのはもったいないです。
「不安感に襲われる」、「自分が無能としか考えられなくなる」「人と関わりたくなくなる」「何もしたくなくなる」「消えたい、死にたいと思うようになる」ってかなり精神的に病んできていると思います。
一度うつ病になると、回復するのが難しくなります。
世界一周でなくても、とりあえず休んだ方がいいのは間違い無いです。
大学院を辞めるのは逃げではなく、方向転換ですよ。
世界は広く、20代なら何だって始められます。
若い人口が減り続けている日本だと、職はたくさんありますよ。
大学院を辞めると言ったら、周りの人には「甘い」とかいろいろ言われるかもしれません。
特にほぼ全ての中年やお年寄りの人たちには理解できないでしょう。
でも、あなたの人生はあなただけのものです。
自分の声に素直になって、自分がしたいように生きましょう。
安定した人生もいいかもしれませんが、困難がたちはだかる人生もいいと思います。
先が見える未来を捨てて、先の見えない未来を楽しみましょう。
「嫌われる勇気」と「自分の中に毒を持て(岡本太郎著)」という本をよければ読んでみてください。
引用 :Yahoo!知恵袋
こういった悩みを解決するために僕がおススメしたいのが、ブログ開設です。メリットとしてはブログなら自分一人で作業できますし、自分の好きな時間に好きなだけ働けます。
デメリットとしては、稼げるようになるまで時間がかかること。ですがブログで月何百万も稼いでいる人もいます。このままブラック研究室にいて心身ともに病んで働けなくなるよりは、将来性があります。
ブログを開設して人生を変えてみよう!もう苦しくない、楽しい仕事をしたいならコチラを読んで下さい。
まとめ
いかかでしたか。研究室に入っていない人にもこれから入ろうと思っている人にも、ブラック研究室の実情が見えたならば、うれしいです。
ここでおさらいをしてみましょう。
記事のまとめ
・ブラック研究室はブラック企業の研究室版
・中退に追い込まれるほどのハラスメントやストレスを受けることもある
・ブラック研究室を避けるは下調べが必要
見分けるコツ
・教授の人柄
・卒業生の進路
・博士課程学生の有無
・夜、休日の研究室の明かり
・学生同士の仲のよさ
・卒業生のレビュー
ブラック研究室に入ってしまったら
・他の研究室に行く
・就活する
・ブログを始める
研究室で学び卒業することは、就職やこれからの人生に欠かせないことになりますよね。本当に辛く精神的におかしくなってしまった場合は休学か中退も視野に入れなければならなくなると思います。
でも、これから入る、研究室をかえたいという場合はこの記事を活用してホワイトな研究室で知識を磨いていってください。なによりも自分のやりたいことがそこにあるかです
ほかにも世界中が前代未聞な状況で学生たちは様々な苦しみを受けています。今、学生たちが置かれている現状も合わせてお読みください。
妊活の悩みについて
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