妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
ある日、気がついたらしばらく生理が来ていない…。妊娠していたらどうしよう…。
まだ学生なのに、学校は?お金は?彼氏は受け入れてくれるかな…。
たくさんの不安が押し寄せてくると思います。あなたは今どうしたら良いのか分からずに、一人で悩みを抱え込んでいませんか?
この記事を読んで、これからについて一緒に考えていきましょう。
目次
妊娠したかも…。
事実を知る事が怖くて確認する勇気が出ない、その気持ちはよくわかります。ですが、もしも産まないと言う選択をする場合には、タイムリミットがあります。先延ばしにすればするほど、体への負担や金銭的負担も大きくなります。
妊娠検査薬はドラッグストアで購入でき、生理予定日の1週間後、もしくは性行為から3週間後であれば使用できます。お店で買うのが恥ずかしいと言う人はネットでも買えるので、妊娠しているかも…と思ったらまずは妊娠検査薬を試してみましょう。
彼氏に打ち明ける
妊娠検査薬を使って陽性だった場合は、彼氏ときちんと今後について話し合い、お互いが出産か堕胎のどちらを望んでいるのか、それぞれの意思を確認しましょう。
ですが、彼氏に妊娠を受け入れてもらえるか不安ですよね。話し合いの際には彼氏が今後についてイメージしやすい様に、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 妊娠検査薬やエコー写真を持っていく
- 落ち着いて話す
- 出来るだけ不安要素を取り除きながら話を進める
妊娠検査薬やエコー写真を持っていく
彼氏はあなたのように体で赤ちゃんを感じる事が出来ません。なので妊娠検査薬やエコー写真など目に見える証拠を見せる事で自分たちの赤ちゃんが出来たことを実感してもらいましょう。
落ち着いて話す
思いがけない妊娠に不安になるのは当然です。ですが、あなたが不安そうにしていると彼氏も余計に不安になってしまいます。彼氏に打ち明ける際は、一度冷静になって落ち着いて話すことを心がけましょう。
出来るだけ不安要素を取り除きながら話を進める
彼氏は父親になることの責任感や金銭面など様々な不安を抱えていると思います。親としての責任は二人にあります。出産までにかかる費用もこの後お話ししますので、一人で抱え込む必要はないことを伝えてあげましょう。
出産までにかかる費用は?
出産費用
公益社団法人 国民健康保険中央会の調査結果によると、平成28年の正常分娩の出産費用の平均額は505,759円です。詳しい内訳については下記の資料をご覧ください。
(参考:公益社団法人 国民健康保険中央会|正常分娩分の平均的な出産費用について(平成28年度))
ですが、日本では妊娠4ヶ月以上で出産した時に一児につき42万円が「出産育児一時金」として支給されます。なので、出産平均額から42万円引くと、実際にかかる出産費用は約85,000円となります。
注意ポイント
「出産育児一時金」とよく混同されやすいものに、「出産手当金」というものがあります。この2つは別々の制度で、出産育児一時金は妊娠4ヶ月以上で出産する全ての健康保険加入者が対象なのに対し、出産手当金は出産のために休業する健康保険加入者が対象となっています。
また、出産育児一時金は一児につき一律42万円支払われるのに対し、出産手当金は出産する会社員の給与を元に算出されるため、金額は一律ではありません。
出産手当金の支給額等が知りたい方は下記のサイトに詳細が載っていますので、あわせてご覧ください。
一般的に、出産費用とは母体が産気づいて入院し、出産して退院するまでの費用を指します。そのため、出産費用とは別に妊婦検診の費用が必要となります。
妊婦検診
妊婦検診は基本検査のみで3千~7千円程度、特別な検査も受ける場合だと1~2万円程度の費用がかかります。厚生労働省によると、標準的な妊婦検診の回数は14回なので妊婦検診だけで総額10〜15万円です。
ですが、役所に「妊娠届」を提出すると母子手帳と一緒に「妊婦健康診査受診票」が貰えます。こちらはいわゆるクーポンの様なもので使用すると費用の一部を負担して貰えます。
ただ、自治体によって金額にばらつきがあり、多い地域では約14万円、少ない地域では約7万円と約2倍もの差があります。あなたの地域ではいくら負担して貰えるのか確認し、実際にかかる費用を計算しておきましょう。
(参考:厚生労働省|妊婦健康診査の公費負担の状況について)
児童手当
子供が生まれると「児童手当」が貰えます。児童手当は0歳から中学校卒業までの子供を持つ親に支給され、2月、6月、10月に前までの4ヶ月分がまとめて支給されます。
支給額は下記の通りです。
子供の年齢 | 支給額(子供一人当たりの月額) |
0歳から3歳未満 | 15,000円 |
3歳から小学生 | 10,000円(第3子以降は15,000円) |
中学生 | 10,000円 |
注意ポイント
児童手当には「所得制限」があり、子供を養育している方の所得が一定以上の場合は満額を受給する事が出来ません。ですが、所得制限を超えてしまった家庭でも「特例給付」として月額5,000円が給付されます。
児童手当が貰えるとはいえ、子供を育てていくためにたくさんお金がかかります。
(引用:内閣府|平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査 概要(PDF))
例えば、保育所・幼稚園に通わせた場合、年間の子育て費用の平均は1,216,547円です。これを単純に12ヶ月で割ると、月101,378円(小数点以下切り捨て)になります。
やっぱり大学は辞めて働いた方がいいのかな…。
大学は辞めるべき?
今すぐ働けばすぐにお金は手に入りますが、将来を見越して考えると学歴や資格を取ってから就職するという考え方もあります。実際に大卒の初任給の平均額は約20万円なのに対し、高卒の初任給の平均額は約16万円と4万円もの差があります。
もし、学費を両親に払って貰っているのであれば、しっかりと理由を説明してそのまま大学に通わせてもらうことが一番良いと思います。
学費を自分で払っているという方も、学生結婚によって学費が免除される場合があります。具体的な免除額や条件などは大学によって違いますので、自分が学費免除の対象となるのか大学に確認してみましょう。
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親に報告
二人でしっかりと話し合ったら、出産・堕胎のどちらの場合でも、お互いの両親に報告しましょう。
予想外の妊娠に親御さんは大変ショックを受けると思います。もし、出産したい場合は大学やお金をどうするのか、自分の考えをしっかり伝えましょう。
学生の妊娠、出産は必ず親御さんの助けが必要となります。反対されてもしっかり最後まで向き合いましょう。
最後に
まとめ
- 妊娠の可能性がある場合は、早めに妊娠検査薬で確認する
- 堕胎の場合は、中絶手術が遅れると母体への負担も経済的な負担も大きくなるため、早期の対応が望ましい
- 彼氏に妊娠を伝える際は、必要以上に不安感を与えない様に落ち着いて話す
- 妊娠・出産にはお金がかかるが、貰える給付金もあるので要確認
- 両親に報告する際は今後について具体的に話す
出産は命に関わります。もし元気な赤ちゃんを産めたとしても、そこで終わりではありません。
子供のために働き続けて周りの友達とは今までの様には遊べません。育てるのが嫌になったからと言って途中で辞めることは許されないのです。
もし産むと決めたのなら、その子が大人になるまで最後まで責任を持って育ててください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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