妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
・中絶する場合、どんな手術でお金がどの位かかるんだろう
・お金がない場合の手術費用どうしたらいいの
こういった疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 親への中絶報告は必要か
- 人工中絶手術の内容と費用
- 保険で費用援助されるもの
今回は妊娠に気づいてしまったが、お金はないし、学校はどうしたらいいのか散々悩んで堕すことを決めた方に、中絶を決めた場合にやらなくてはいけないことをまとめました。
1つお伝えておきますが、命を自分の意思で無くすことですから、どんな理由であれ生半可な気持ちで手術を考えないようにしてください。
目次
親への中絶報告は必要か
未成年が中絶をおこなう場合は保護者の同意を必要とするため、親に伝えなければいけません。
未成年は保護者の同意のもとに法律行為が出来ることになっているので、中絶自体が母体保護法という法律の行為なので、親の同意が必要という訳ですね。
成人では中絶手術を行うに当たって「人工妊娠中絶同意書」を書くときに、中絶同意人としてパートナーか親どちらかを指定するかは病院ごとに違います。
病院側がパートナーを指定した時は親には伝えずに行うことができますし、もしパートナーが不明や亡くなったなどの存在の確認が取れない場合は中絶者本人のサインで足りるか、同意書なしで受け付けて持らえます。
少しでも中絶後の費用の足しになれるようにブログを始めてみませんか?中絶は多くの費用がかかるので、その費用を取り戻してこれからの生活費に充てましょう!!以下にリンクを貼りますので、一度目を通してみましょう!!
人工妊娠中絶の内容と費用
・中絶手術はできる期間が決まっている
中絶は妊娠してからいつでも手術が行えるわけではありません。2つの妊娠周期のみが、中絶できる期間になっていますので以下のポイントを確認ください。
中絶可能期間と手術内容
- 妊娠初期:妊娠11週までは全身麻酔をかけて器具でかき出す方法か吸引器具で胎児と胎盤を取る方法
- 妊娠中期:妊娠12〜22週未満までは人工的に陣痛をおこし、胎児と胎盤を丸ごと出し、残りをかき出す
・中絶期間を過ぎた場合は出産しか出来ない
妊娠22週を超えると、中絶したくても法律の規定により出来なくなります。そのため、中絶を考える際は早めに病院で相談をし、今後の流れを一緒に考えていきましょう。
中絶期間を超えた場合
- 出産をして育てるか、児童養護施設やNPO団体・赤ちゃんポストで養子縁組制度・里親制度で新たな親に養育してもらうしかない
妊娠初期の手術の流れ
妊娠初期(妊娠11週まで)は術後体調が優れない時以外は病院に泊まらず、日帰りで帰ることができます。
以下に病院での流れについて要約していますので、参考にしてください。
妊娠初期(妊娠11週まで)
- 診察を行い、妊娠状態や正確な周期を確認し、手術可能か調べる
- 手術可能になれば、事前に中絶手術承諾書を書いておく
- 約3時間の手術
- 手術後は麻酔が切れた後、体調に不安がなければそのまま帰宅
手術後は自宅で安静にし、手術の傷の痛みや違和感を和らげる時間を多くとって菌による感染症にならないようにしましょう。
引用記事
妊娠中期の手術の流れ
この妊娠周期の中絶は初期中絶に比べ、精神・身体・経済・手術技法に負担がかかってくるので、医師の説明はしっかり聞いて心の準備をしておきましょう。
以下に手術の流れを要約していますので参考にしてください。
妊娠中期(12〜22週未満)
- 診察を行い、妊娠状態や正確な周期を確認し、手術可能か調べる
- 手術可能になれば、事前に中絶手術承諾書を書いておく
- 通常の分娩と同じように胎児を取り出すため、3〜4日程度の入院
- 手術当日は、人工的に陣痛をおこし、流産させて胎児を取り出す
- 体力の回復、健康状態が良好であれば退院
- 中期中絶をされた場合は、胎児の死亡届を役場へ7日以内に提出し、埋葬許可証を発行してもらう
- 術後の検診を行い、子宮に異常がないかを確認して終了
妊娠の周期によって処置のしかたが変わり、中期になると胎児の死亡届を出さなくてはいけなくなります。
ということは1人の人間が亡くなったことを望まない妊娠で実感するということです。この辛さを感じたらあなたは今後の生き方が変わったくるかもしれないですね。
だから忘れないでほしいのは、性交渉をすることは妊娠を覚悟した上で行うことを常に頭に入れていて欲しいと思います。
引用記事
中絶手術費用について
手術費用については妊娠周期によって変動してきますので、以下の画像でご確認ください。
この金額の他に検査費用+妊娠12週以降の手術は入院代が加算されますので、詳しくは病院へ問い合わせるか、受診の際に金額を聞いてみてください。
※手術前検査費用+手術代+(妊娠12週以降は入院代)+術後の検診費用=10〜50万円の全体費用
引用:中絶費用の相場
保険で費用援助されるもの
次に費用に関して説明していきます。望まない妊娠では原則、公的・民間の医療保険保険は適用しないので、検査費用・手術費用は全額自己負担になっています。
公的・民間の医療保険が適用されない理由は、妊娠も中絶も病気ではないから・保険金目的の中絶を防ぐために適用されないのです。
ですが、保険適用される条件や例外がありますので、自分の経緯と照らし合わせてご確認いただきたいと思います。
保険が適用されるケース3選
保険が適用されるケースは、身体的にやむをえない理由があり、治療の一環として中絶が必要になる場合に適用されます。
以下のケースが保険適用されるものです。
保険適用ケース
- 胎児が子宮の中で死亡し、手術が必要と判断された場合
- 妊娠を継続した場合に、母体の生命が脅かされる場合
- 妊娠12週以降の中期中絶の場合
3.の場合中絶であっても、12週以降は出産の形を取るため健康保険の「出産育児一時金」の支給対象になります。
一時金は42万円の支給になり、高額になる中期中絶の費用負担が少し軽くなります。詳しい一時金の支給方法は以下にリンクを貼りますので、そちらでご確認ください。
出産育児一時金の概要
性犯罪被害による中絶費用のサポート
性犯罪での妊娠中絶は、望まない妊娠のため健康保険は適用されません。ですが、被害者の中絶費用は公費で安心して治療を受けることが可能です。
以下に公費の中絶費用の詳細をまとめましたので、ご確認ください。
公費負担になる治療
- 被害者の初診料
- 診断書料
- 緊急避妊費用
- 性感染症などの検査費用
- 人工妊娠中絶費用
この公費負担による中絶費用の不安が取り除かれ、他にも犯罪被害給付制度があり、条件にあえば怪我や病気に対して給付金が支給される可能性があります。
犯罪を受けた方は、中々外に言い出しづらいかもしれませんが自分の体のためにも警察や被害者センターなどに問い合わせをし、早期に解決していきましょう。
警視庁の性被害対策
犯罪被害にあったら
被害にあった場合、各都道府県に設置されているので早めに相談をしてみてください!
まとめ
中絶時親への報告有無
- 未成年の中絶手術の場合は、「人工妊娠中絶同意書」に保護者の同意が必要なので、報告が必要になる
- 成人の場合は、親への報告・同意は必要ではない
中絶手術の内容と費用
- 妊娠周期によって手術内容・費用が変わってくる
- 妊娠周期が22週を超えると中絶は不可
- 妊娠12週以降は入院や高度な手術を行うため、格段に費用が高くなる
ポイント
- 胎児が子宮の中で死亡し、手術が必要と判断された場合
- 妊娠を継続した場合に、母体の生命が脅かされる場合
- 妊娠12週以降の中期中絶の場合
- 犯罪被害による中絶は保険が効かないが、公費で手術費用などが負担される
中絶とはもともと堕胎罪と言って刑法で定められてるほど重い行為ということを忘れないでください。
様々な環境や経済状況で育てられなくなるのはわかりますが、それであれば、まず性交渉自体を男女見直して、授かる子供・妊娠する女性が悲しい思いや辛い思いをさせないようにしてください。
性被害に遭われた方は、これからの人生に恐怖感を忘れることがとても大変になり生きていることが辛く感じると思います。まずは自分の体を守るために警察や医療機関を利用して、身体・精神的なところの回復を目指していきましょう。
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