妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
・休学しようか退学しちゃうか迷ってる
・うつになってしまったけど就職できるかな…
こういった悩みに答えます。
本 記 事 の 内 容
- うつの症状とは?
- 休学?退学?どっちがいいのか
- 就職に影響する?
- うつ病の就職支援紹介
- 休学制度を使わないのはもったいない!
大学生活は一般的に「1番楽しい時間」と言われるように、ポジティブなイメージがあります。しかし、勉強・人間関係・恋愛・就職など様々な悩みやストレスでうつ病になってしまう大学生も少なくありません。今休学しようか退学しようか悩んでいる人にこの記事が参考になれば幸いです。
目次
うつの症状とは?
うつ病に一生に一度はなる確率は10%~20%と、ごくありふれた精神疾患のため、『心の風邪』とも言われています。しかし、うつ病は風邪とは異なり、数日で治るものではありませんし、治療しないと慢性化することもあります。
うつ病の症状
気分:憂うつ・悲哀感・生気感情の低下
思考:思考停止・悲観・自責・罪業・心気・貧困(妄想)
意欲:意欲低下・昏迷・焦燥・激越
身体機能:不眠(早朝覚醒)・朝方抑うつ・食欲低下・性欲低下・自律神経症状(倦怠感・頭痛・発汗・肩こりなど)
大学生のうつの特徴
- すべてのことに対する意欲が低下
- 注意散漫
- 集中力低下により決断力が鈍り、成績も低下
多くは軽症~中等症で、特に軽症の場合には「だるさ」「倦怠感」「頭痛」「発汗」などといった身体症状が出て、うつ病と自覚できないことが多く80%~90%のうつ病患者は精神科や心療内科以外の診療科を受診しているのが現状です。
参考:東北大学保健管理センター
もし、『風邪だと思ったけどなかなか治らない』、『なんだか最近気分の浮き沈みが激しい気がする』と思った方はうつ病チェックしてみるものいいかもしれません。
コチラの記事も参考にしてみてください。
大学生はうつ病になりやすい!?これをすれば症状が改善して楽になる
【大学生がうつ病!?】誰でも気軽に理解できるうつ病の原因と治療法
休学?退学?どっちがいいの?
うつ病になり、休学か退学かで悩んでいる人には『休学』をおすすめします。
大学を中退した場合
- 「大卒」ではなくなるため、求人で大卒が必須だった場合、応募すらできない
- 学びなおしたいと思っても、受験勉強をやり直す必要がある
- 大学の支援やサービスを受けられなくなる
一つずつ解説していきます。まず、最終学歴が「高卒」になります。高卒と大卒では就職時の条件に差が出ます。
大企業の総合職やメーカーの開発職などは、対象を大卒に限っていることも珍しくありません。被雇用者として社会に出るのであれば、労働条件のいい仕事は「大卒」を条件としていることが多く、今後のことを考えても退学するのはもったいないです。
次に、給与でいうと厚生労働省の学歴別にみた初任給(令和元年)では、大卒は約21万、高卒は約16万とその差は5万にもなります。
参考:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1
次に、うつ病が快方に向かっていったときにもう一度学びなおしたいなと思っても退学してしまっていたら復学できません。改めて受験する大学の入試傾向を把握して、その傾向にあった対策を進めることが必要になります。
最後に、退学したら当然大学の支援やサービスが受けられません。奨学金制度の利用や図書館といった施設に利用ができなくなり、学生ではなくなるので各種学割が利かなくなってしまいます。
普段から大学の設備やサービスを利用している人にとっては、大きなデメリットになるかもしれません。
なので、休学するか退学するかで悩んでいるのであれば、『休学』をおすすめします。休学している間治療はもちろんですが、ブログを始めてみてもいいかもしれません。自分の居場所の一つにしてみてはどうでしょうか。
就職には影響するの?
うつ病が就職に影響するかどうかと言ったら…少なからず影響はあると思います。注意力が散漫になったりして面接時にボーっとしてしまったり、就活のストレスでうつ病が悪化してしまう人もいるでしょう。
うつ病で就活断念 私は就職のために留年した大学生ですが、一年半の間内定を一つも獲得することが出来きませんでした。そして、将来の金銭面での不安や、自己嫌悪、社会から無能の烙印を押されたという感覚、一生正社員になれないという不安、長引く極度のストレスなどから、うつ病になってしまいました。 現在パキシルとコンスタンを服用しています。 1年学費を余計に払ったのにだめだったということが、この1年が無駄であったことを証明しているようでとても辛いです。卒業まであと半年もなく、うつ病を発症した状態で、内定もなく、この1年半で残ったのは病気だけです。 就職活動を止めてうつ病の治療に専念した方がいいのでしょうか? それとも引きずりながらでも就活した方がよいのでしょうか? 治療に専念したい気持ちはあるのですが、このまま就職が決まらないまま卒業して既卒+うつ病者になっても一生正社員になれない気がします。 就職活動に全滅し、新卒重視の日本で新卒で就職できないばかりかうつ病を発症し、絶望感から現在どうして良いのかが全く分かりません。 私はどうするのがよいのでしょうか。就活続行?断念?
引用:Yahoo!知恵袋
焦らず、1日のうちで気分が安定している時間帯にできることから始めてみましょう。小さなことでも一つ一つクリアしていくことで、自信につながります。
ポイント
- お給料よりも労働時間の短い仕事を優先する
- 自分のペースでスキルを身につけられる職種を選ぶ
就活は『自分が苦手なこと』『うつ病が悪化する環境は避ける』など条件を定めていきましょう。例えば、人と話すのが苦手なのに営業職や接客業をしてもつらく、うつ病が悪化してしまう可能性が高いですよね。
この場合は顧客相手の作業がないことを条件にして仕事を選ぶようにする、という感じです。
そして、気になるのが就職時にうつ病であるorうつ病であったと話さなければいけないのか?という疑問です。
結論から言えば、その時の『自分の状態』によります。精神疾患だから話さなければいけない、ということはないです。
就職時に普通に働くことが難しいのであれば、サポートやフォローが必要ですよね。そういった場合は話しておいた方が自分も安心です。
逆に、寛解状態(症状が落ち着いた状態)で元気であれば、わざわざ話す必要はありません。今、働ける状態なのかが大事ではないでしょうか。
もし、まだ働ける状態じゃないなという方はブログを始めてみてもいいでしょう。自分の考えや思いを吐き出してみてはどうでしょうか。
うつ病の就職支援紹介
うつ病の人が一般企業に就職するための『うつ病を持つ人の就職支援制度』が存在しています。うつ病の人が就職移行支援を受けるメリットを3つ紹介します。
メリット
- 専門家による具体的なアドバイスがもらえる
- うつ病の症状に配慮して就職活動を進められる
- 無料で支援を受けられる
専門機関で就職支援を得られれば、そうした悩みに対して具体的かつ現実的な回答がもらえるでしょう。また、うつ病のサポート実績が豊富なところであれば、過去の事例などを参考に、よりあなたに合いそうな就職先を提案してもらうことも可能です。
次に、うつ病の方は一般的な就活とは違い、治療と並行して就活を進める必要があります。それゆえ、体調を崩さないように体力やペースを意識した仕事探しをしなければいけません。
しかし、それを一人でやるとなると、負担が大きくなるためうつ病が悪化してしまうかもしれません。職業支援を受ければ、専門家からのアドバイスが得られる上に、『一人ではない』という安心感も得られます。
公的機関や公的に認可を受けている機関の就職支援は、基本的に無料で利用できます。福祉サービスを利用する方は、サービス提供費用の1割を上限として、世帯の所得に応じて月ごとの負担上限額が設けられています。
自己負担額は利用する方によって違うので、詳しくは利用する支援サービスのホームページで確認してください。
就職移行支援を行っているところがいくつかあるので参考にしてみてください。
welbe
『障害は隠すものではなく生かすものである』とそんな思いで障害を生かし自分らしく働きたいと思っている方たちをサポートしてくれます。
うつ病だけでなくあらゆる障害を持った方たちに向けた就職移行支援を行っています。規則正しい生活リズム・スキル習得・就職活動・就職後のサポートを実施。また就職先の会社にもうつ病の人が働きやすい環境を調整してもらえるよう話し合いを重ねてくれます。
LITALICOワークス
一人一人に合う「働く」を見つけ、「やりがい」「楽しみ」を見つけられるようサポートしてくれます。
就労移行支援・就労定着支援・相談支援の3つのサービスを提供しています。生活リズムを整えることから始まり企業インターンや企業と働きやすい環境を一緒に築いていきます。就職者数は累計で8000名以上、89.7%の定着率を実現しています。
ミライエ
こちらも、うつ病だけでなく発達障害の方や、引きこもりがちな方に向けて職業移行支援を行っています。生活リズムを整え一人一人に合ったプログラムで就職へ向けてサポートしてくれます。
もちろん就職後の相談なども行っているため、安心して利用できます。ここは大阪と横浜で事業展開しているので、利用できる方が限られます。
休学制度を使わないのはもったいない!
まずは、休学制度についてどういうものなのか?学費はどうなるのか?気になるところですね。
休学制度とは?
- 休学に必要な手続き
- 休学の申請はいつまでに出すのか?休学期間の上限は?
- 休学中の学費はどうなる?
休学に必要な手続き
休学の手続きには各種大学によって違いますが、一般的には「休学届を提出→休学許可が出る→休学」という流れになります。休学届には休学理由を書きますが、うつ病の場合診断書が必要になります。
休学届を提出したら、学部主任やゼミの担当教授との面談をおこない、休学が認められれば大学による審査がおこなわれます。休学許可が出て、許可が下りたことを確認してそこで手続きが終わります。
休学届の理由欄について うつ病で休学するんですが正式な文章を教えてください
「別紙診断書の通り」 で問題ありません。 休学届けの書式はたいていの学校は置いてありますけどね。 いつ治るかは解らないのですが、休学期間は必要になるので医師と話して1年にするか、3ヶ月にするか、診断書にあわせて書きます。診断書の期間より長引く場合は「休学期間延長願」を出すようになります。 進級に関わるので、年度まるまる休みにしちゃうという場合もあります。医師と学校とよく相談してください。
引用:Yahoo!知恵袋
休学許可は申請後すぐに下りるわけではなく、1か月ほどかかります。休学を決めたのなら早めに対応しましょう。
休学の申請はいつまでに出すのか?休学期間の上限は?
申請期間や休学期間、休学期間の上限は大学ごとに異なります。
ポイント
- 申請期間→休学する1ヶ月~2ヶ月前までのパターンが多い
- 休学期間→自分で休学期間を申し出るパターンと大学で定められた期間から選ぶパターンがある
- 休学期間の上限→最大で4年間の大学が多い
休学期間については、最低期間以上(2ヶ月以上など)の日数を申し出るか、大学で定められた期間「1年ごと」や「学期ごと」などがあり、ここから選んで休学許可をもらうことになります。
休学上限も大学によりますが、最長で4年としている大学が多いです。これは、4年制大学におけるトータルの在籍期間が8年間と定められているケースが多いことと関連しています。
一般に大学の休学というものは何年でもできるものなのですか?
法律で正規の修学年数が上限です。 6年制大学なら最長6年、4年制大学なら最長4年、短大なら最長2年です。 ただし「最長」ですので、これに様々な条件を付けて実際にはもっと短いとか許可自体が下りない場合があります。 例えば4年制大学に在学中で6年経過していまだ取得した単位が20単位で休学を1回もしていないと、残りの修学年数は 4年(正規の修学年数)×2-6年=2年 ・・・で2年しかないのですから、休学して復学しても残り2年で卒業できないとなると、休学の理由がちゃんとしていても、復学しても卒業を出来ないのに、休学を認めるのはおかしい・・・というような判断が、学校側からなされたりして休学ができなかったり、休学許可理由の基準に合わないと、いくら休学が4年までできるといっても休学自体が認められません。
引用:Yahoo!知恵袋
自分の通っている大学の休学制度がどのようになっているのか、あらかじめ確認しておきましょう。
休学中の学費は?
これも大学によって違います。しかし、国公立大学の場合は基本的に休学中の授業料は全額免除になります。私立大学は授業料の一部を支払う必要があるケース、授業料は免除でも在学費が必要になるケースなど様々です。
5万で済む大学もあれば数十万支払う大学もあるので、自分の大学はいくら支払う必要があるのかよく確認しておき、認識の違いがないようにしておきましょう。
さらに、学費以外で注意すべきなのが奨学金についてです。奨学金制度を利用している学生は、休学をすると受け取りができなくなります。休学期間中は奨学金の受け取りを休止し、復学後に受け取れるように申請することを忘れないでください。
支払いが不安という人はブログでお小遣い稼ぎをしてみるのもいいですね。
自分の心の声に従って!
休学制度について理解した上で言いますと、うつ病になって休学か退学かで迷っているなら、『休学』をするべきです。休学は大学にある正式な制度です。
- 復学したとき馴染めるかな…
- 就職は問題ないかな…
- 家族や友達に何て言われるだろう…
休学すればこんな心配や不安でいっぱいだと思います。でも、今大事なのは『自分を大事にすること』ではないでしょうか。
治療に専念するもよし、ゆっくりと当たり前の生活をするのもよし、まずは自分の心に従って一度止まってゆっくり考えるべきです。
今年、大学生になった方。
同級生が嫌。勉強ついていけない。
他にも選択肢がある。単位取れない。
鬱になった。友達いない。
学校に行くのが苦。先生が嫌い。そんな事が続くなら休学をおすすめします。休学してるとそのうち、勉強が恋しくなります。
私は一年半、休学しましたが進学して幸せです。— ゼラス (@Unit_Cell220) April 9, 2018
治療費が心配だというなら、自立支援医療制度を使ってみてはどうでしょうか。心療内科での受診料が3割負担から1割負担になります。使えるものは使いましょう。
うつや双極と診断されたら、市役所の障害福祉課で「自立支援医療制度」の相談に行ってください。
私の場合、受診料が3割から1割になりました。
定期的な通院が必要なので、この制度は本当に助かっています。
障害福祉課に行ってください。丁寧に教えてくれます。#まいの日常 #自立支援医療制度 #鬱 pic.twitter.com/On92FSudWf— まい (@maimai_moon_ss) August 27, 2020
まとめ
ポ イ ン ト
人生は長いです。誰でも一旦立ち止まって、休む時間は必要です。それが大学生である今なだけです。この記事を読んで少しでも心が軽くなっていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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