妊活の悩みについて
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資格とるのにどうしてやめたくなるの?
管理栄養士を目指すのに辛い理由がしりたい
管理栄養士を目指している、養成課程を受験しようと思っている人のこんな疑問・質問にお答えしていきます。
記事の内容
管理栄養士は資格とるまで地獄
留年の理由となる3つの「壁」
本当にやりたいことなのか
まとめ
それでは管理栄養士にひそむ影を徹底検証していきましょう。
目次
管理栄養士は資格とるまで地獄
そっちの大学はそういうカリキュラムあるかしら?
将来安定してほしいのはわかるけど、ちょっとよく考えた方がいいかもよ
とりあえず就職に有利になるからという理由で管理栄養士の資格を取ろうとすると、地獄を見ることがあります。
管理栄養士は国家資格です。もちろん国家試験を突破しなければ資格は習得できません。安易な考えで目指すと痛い目をみてしまうのです。
管理栄養士・栄養士って?
管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います。一方、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格で、主に健康な方を対象にして栄養指導や給食の運営を行います。
管理栄養士・栄養士は、医療施設、老人福祉施設、介護保険施設、児童福祉施設、小・中学校、行政機関、企業、管理栄養士・栄養士養成施設、試験研究機関等で働いています。
管理栄養士はより医療的な面で食事のサポートをする、体の健康マネージャーといった感じでしょうか。人の命を支える責任が必要な職業といった印象を受けますね。
https://twitter.com/Rihouc1/status/1352149609393524737?s=19
どれくらいの人が試験を通過出来るのかしら?
管理栄養士国家試験の合格難易度
高校を出たばかりの人が大学や専門学校の管理栄養士養成施設に進学し、在学中に国家試験を受ける場合には、学校の授業をしっかり受けていればほぼ確実に合格できる難易度だといえるでしょう。
ただし、既卒で受験をする場合には合格率が低くなっているため、独学での合格はややハードルが高いといえそうです。
管理栄養士国家試験の合格率
・管理栄養士養成課程(新卒):92.4%
・管理栄養士養成課程(既卒):12.0%
・栄養士養成課程(既卒):17.8%
・全体:61.9%
引用:キャリアガーデン
こちらは令和元年の国家試験の合格率です。独学で管理栄養士を目指すのはかなり茨の道になりそうです。
大学で勉強した方が合格率すごく高いじゃない
栄養士・管理栄養士は、一見、文系とも理系とも区別がつかないような中間の資格のように思われがちですが、実は理系の資格です。
その中でも、たんぱく質やビタミンといった栄養素は科学要素が強く、それらの栄養素が人の身体の中でどのように使われていくのかなどの代謝に関しては生物の授業と関係があります。
食品学や調理学でも、例えば食品のテクスチャー(硬さ、柔らかさなどの食感)は物理や食品の水分量や分子構造といった化学の分野が関係します。また、食材を炒めた時の焦げた色や香りの変化も化学反応によるものです。この他、衛生管理(食中毒の予防等)も栄養士の大事な仕事ですが、これらにも生物・化学が関係しています。
このように、栄養士・管理栄養士になるための勉強には理系科目が特に関わってきます。専門学校や大学などに進学後も必要となってくるので、高校生のうちから意識して勉強に取り組んでおくと役に立つでしょう。
引用:ベスト進学ネット
理系ゴリゴリの資格ですね。正直いままで家庭科の延長戦で技術職的なイメージをもっていたのですが、食事医療な面があると思えば納得です。
これは高校時代にも理系科目を勉強しておいた方が良いですよという意味で、文系クラスの生徒が受けちゃいけないというわけではありません。
後出しなので言い訳っぽくなりますが念のため確認を。
ぼくは「管理栄養士は理系であるべきだ」とは言ってません。
ただ「理系科目なしで受験できる大学が存在するのが理解できない」と言っているのです。
— 管理栄養士 せい (@sei_rd) January 11, 2020
しかし、家庭科の授業だと思っていざ大学に入ったら「あれ?」ってなる可能性がありますし、ギャップについていけず、苦手な科目を永遠と学ぶことに耐えられなくなってしまうかもしれません。
僕の友達に、数学が苦手な子がいて、その子は受験生の時、国公立大学を必ず受けなければならないと学校側からいわれていました。
でもその子の数学力では入れる国立が見つからず、大学探しに明け暮れる毎日を送っていました。結局点数の高い二科目で試験の判断をする北海道の公立大を受験したそうです。
自己採点では20点はとれてたって
苦手意識を持ったまま大学に入ると、受験のとき以上の苦しみを受けて、精神的ストレス・留年・中退を考えるまでにいたってしまうのです。
理想とギャップを感じ思うように行かなくなるのは、なにも管理栄養士課程だけではありません。早く結婚したい大学生が急増中!理想は叶うのかお悩み解決!も会わせてお読みください。
留年の理由となる3つの「壁」
管理栄養士課程を選択し、必要単位を履修していくと3つの大変なことにぶち当たっていきます。
管理栄養士という家庭科的資格という思い込みから、想像していなかった壁に四苦八苦し、大学を辞めたいという気持ちに火がついてしまうのです。
3つの壁
・勉強の壁
・人間関係の壁
・必要単位という壁
これらは管理栄養士だけでなく資格系・免許系の履修課程をとろうとしている人には付きまとう壁となると思います。
勉強の壁
管理栄養士の勉強は家庭科の延長と思っていると、ギャップについていけなくなります。
最初に言ったように、管理栄養士は理系ゴリゴリの資格だからです。物理学や化学、生物学といろいろな理系科目の複合体なため、今まで触れてこなかった分野まで勉強しなくてはいけなくなるからです。
栄養学科・管理栄養士専攻(専門教育科目)
公衆衛生学I 公衆衛生学II 医療福祉論 生物有機化学 生化学概論 生体分子代謝学 生化学実験 栄養生化学実験 解剖生理学I 解剖生理学II 栄養生理学実験 解剖生理学実験 微生物学 微生物学実験 臨床代謝学I 病態学実習 臨床代謝学II 運動生物学 食品学総論
etc…
引用:東京家政大学HP
こちらは東京家政大学の栄養学科管理栄養士専攻のカリキュラムを一部抜粋したものです。
なかには選択科目や資格によって必要ない科目などもありましたが、解剖学や臨床代謝学など医学的であまり馴染みがないし、そんなことまで勉強するのかと驚くものばかりです。
このような理系の勉強にたえられず泣いて暮らす学生もいます。
大学をやめたいです。今管理栄養士養成課程の学部に行っています。入学当時から大学をやめたいと何度も思いました。
何度も泣いたり、授業中も涙がでてたりと大学が嫌すぎましたがとりあえず今まで沢山のレポートや点数は悪いですが小テストもがんばりました。大学が嫌な理由は人間関係というのもありますが第一は勉強のことです。
人間関係が嫌なだけなら大学は勉強する場だと割りきれますし頑張れるんです。しかしその勉強に本当に耐えきれないんです。とにかく授業がつらいんです。たくさんの必修科目。一年でこんなにつらい状況なのに、学年があがるにつれ、必修科目数が増えていくのが悪夢でしかありません。ですが、逃げたくないという思いから今までがんばりました。
しかし今テスト前になりましたが、全く勉強する気が起きないです。やはり僕の頭で理系の勉強をこなすなんて無理なんです。それに今栄養について全く興味がもてないです。僕どうしたらいいんでしょうか。乱文ですいません。けど本当にどうしたらいいかわからないです。
引用:Yahoo!知恵袋
大学に入った当初は管理栄養士になりたいと思って勉強してきたのかもしれませんが、理系の勉強が体にあわず、栄養の勉強に無気力になってしまっているように思います。
僕の友人にも大学受験のときに母親に管理栄養士か政治・経済系の学科を進められた子がいました。その子のお母さんはその子の就職や将来を思っての進めでしが、彼女は反対を押しきって歴史系の学部に進学しました。
未来のために今の自分を犠牲にするという考えも、自己投資としてありと言えばありですが、精神的に不安定になり自分で制御できないほど追い詰めるのはよくないです。
人の健康をサポートする前に、自分の健康からサポートしなければいけません、心の健康を維持するために一緒にブログを始めてみませんか。
同じように美大やめたいけどそれでいいの?好きなことを続ける方法徹底解析!!では技術を学べると思ったら、予想外の勉強に悩まされる美大生の現実を知ることができます。
人間関係の壁
管理栄養士は大学在学中も、就職してからも人間関係に悩まされます。
管理栄養士という仕事は、管理栄養士だけで進めたり完結できるような仕事ではなく、様々な場所や職種の人と関わっていかなければいけないからです。
人間関係っていっても限度ってあるでしょう
病院や学校老人介護施設など、デリケートな人たちの健康・栄養の管理をしなければいけない立場として、ときには年齢や職歴的に自分よりも目上の人や専門職の人のも指示を出さなければいけません。
指示に職種的にも技術的にも大手をふって従えない状況なども出てくるので、折り合いをつけるのにかなり神経を使うことになるのです。
管理栄養士の資格をとるためには、学外実習を経験しなければいけません。
臨地実習
給食運営実習
給食における大量調理の実際と栄養士の役割を知る
学校、福祉施設(保健所、高齢者施設など)、事業所、病院において1週間の実習を行います。校外実習では、大学の授業の給食経営管理論で学んだ給食における栄養管理や衛生管理、作業管理などの給食実務の知識に基づき、学校、福祉施設、事業所、病院において実際の大量調理について理解し実践的な技術を学びます。
引用:仁愛大学HP
上の実習の他にも「給食経営管理臨地実習」、「公衆衛生臨地実習」、「臨床栄養臨地実習」があり、実習期間は長いものだと2週間のものがあります。
引用:仁愛大学HP
先輩に教員免許取得のために母校へ教育実習に行った人がいるんですが、過疎地の学校ということもあり実習生は先輩ひとりで、しかも指導教員は母親の友人。
実習生同士の交流もないし、周りの人からは母親と比べられるしで、相当きつかったそうです。
調べてみると、調理人側から献立への不満がきたり、新人の管理栄養士を下にみていやみを言ったりする人がいるようで、そういう人と関わっていくのが結構きついようです。
病院勤務の管理栄養士です。
中略
女社会だからと言えば、事務、看護師等女性が多い職場にはつきものです。周りの栄養士の話しを聞いていると、栄養士同士ではなく、調理師によるイジメが多いようです。
(勿論うまくいっているとこもあります)栄養士は調理師に指示を出し、まとめる立場です。当然、自分の親と同世代の調理師にも指示しなければいけません。また、少し調理師より栄養士のほうが給料が良いです。管栄だと職場によっては資格手当がつくと更に。月毎は微々たる差でも1年もすれば差は大きくなります。ベテランの調理師さんの中にも優しく節してくれる人や何かにつけて文句を言ってくる人がいます。勿論、栄養士のミスであれば、早急に改善策を提示し謝らなければいけませんが、明らかにこちらに非がないのにいろいろ言ってくる人もいます。
ベテラン調理師からしてみれば、学校でたばっかりの新米に指示されて、給料も少し良いとなれば腹立つのも理解できます。ですが、それは自分ではどうする事もできないので、理不尽に文句言われても仕方ないと思えば気が楽になります。また、栄養士でも調理技術がない人も多いです。やはり、技術も知識もあまりない人に指示されても、快く従う人は少ないです。
以下略
引用:Yahoo!知恵袋
どんな世界にいってもこういうことはありえますね。最初は誰もが未経験と思って、本人も切磋琢磨し周りの人も温かく見守ってくれれば良いですが、お金やキャリアが邪魔するのではと思います。
単なる栄養アドバイザーと軽くみて、接してくる人もようでストレスを抱えることもあり職場以外でもモヤモヤしそうですね。
https://twitter.com/XqI1eu/status/1350087313406087168?s=19
実習の段階でそのつらさを体験し大学をやめたいと思ってしまうのはしょうがない気持ちになりますね。
必要単位という壁
管理栄養士の国家試験を受けるために、単位を履修していきますが、そこでも壁にぶち当たり挫折しそうになります。
資格や免許取得のための単位は、大学・学部が共通で受ける科目とは別の必修・必要科目があり、学年が上がれば新しく履修し、学外実習もやらなければいけないからです。
引用:仁愛大学HP
中には選択科目もあるのでしょうが、見ていると気が遠くなりそうな単位数です。
気持ちもかわるさ
先に話した教育実習にいった先輩の話の続編なのですが、その先輩は教員免許を無事とれましたが、結局教員にはなりませんでした。
実習最終日に「がんばったね」とは言ってもらえたものの、授業以外の作業や生徒とのやりとりでかなり心が折れたらしく。採用試験の難易度や倍率は高すぎるほど高いので、試験にも受からなかったしやる気もなくなったようです。
「本当に好きな科目の単位じゃなきゃとっくにやめてた」といっていたので資格のための単位取得がどんだけ辛いかがわかります。
大学によるとその時にとれる単位を落とすと留年の危険性が高まる場合もあるようです。
管理栄養士課程の大学に通っています。
1年で必修の単位を落としてしまい再履修しなければならなくなりました。
留年に王手がかかった感じでしょうか?
ベストアンサー
大学によります。再履修しないと先に進めない(実習とかいけない)大学だと大ピンチです。2年生の必修科目と開講コマが重なっていたら悲惨です。逆に卒業までに取ればいい、という大学なら4年生で取ればいいので楽です。
引用:Yahoo!知恵袋
うちの大学ってか学科は
必修単位→一般教養+栄養士資格必須選択と言いつつほぼ必修単位→管理栄養士の国家試験受験の対象になるのに必須
卒業要件選択単位→任用系の資格取得
卒業要件外→第2言語
だから基本的に今とってる講義1つでも落としたら詰む
— 阿曇 瑠奈 (@dattyamin) February 8, 2018
厳しいところは、とても厳しいようですね。留年しないためにも、通っている大学がどう単位を進めていくのかちゃんと知っておく必要があります。
本当にやりたいことなのか
管理栄養士を目指して勉強している人、目指して大学を受験する人は、本当にそれが自分のやりたいことなのか心に問いてください。
これは、管理栄養士について調べて、知人の実体験を思い出して思った僕の感想なのですが、どの資格・免許でも資格がとれるから将来が安定するからという利益だけで飛び付くのはとても危険だと感じたからです。
先の先輩が教員免許をとれたのも好きな科目だったからです。
もちろん、のちのち自分の利益になるのは確実ですから、将来のために苦労をできて、たえられる人ならドンドン頑張ってください。
でも、これを読んでる人は多分受験するか迷っていたり、リタイアしたいと思っている人が多いのではと思います。そんな人はもう一度考えてみて、それでも頑張ろうという気持ちがあれば、僕も全力で応援します。
考えてみてやりたいことが他にある、夢のためにお金をためたいと思ったら、下の記事をクリックしてみてください。
大学は学ぶところだからどんなに辛くてもちゃんと行くべきと思っているそこのあなた、下の参考記事をお読みください。
まとめ
今回は管理栄養士の疑問・質問に答えていきました。
ここでこの記事のおさらいをしていきましょう。
記事のまとめ
・管理栄養士は理系の国家資格
・入学してからの授業にギャップを感じる
・勉強でくじけそうになる
留年する3つの壁
・勉強
・人間関係
・必要単位
再度言いたいのは、やっぱり「管理栄養士はあなたのやりたいことですか?」ということです。
興味がないのに、親がいうからとか資格は有利になるからという理由で大学に入るとプラス感情が少なすぎて、勉強を続けていけません。続けるにしても、自分の好きなことに結びつけていきましょう。
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