妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
- うつ病で大学を辞めたい
- 退学と休学どっちがいいの?
- うつ病だと就職に影響はある?
こういったお悩みや疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 大学を辞めたい…。それ、うつ病かも?
- 大学を辞めたい。退学と休学どちらを選ぶべき?
- 大学生でうつ病になると就職に影響はある?
「大学を辞めたい」「最近気持ちが沈んでいる」それ、もしかするとうつ病かもしれません。うつ病によって退学や休学、就職について悩んでいる方の参考になればと思います。
目次
大学を辞めたい…。それ、うつ病かも?
近年の日本はストレス社会と言われており、うつ病などの精神疾患が増加傾向にあると言われています。うつ病は社会人に多いイメージがありますが、大学生でうつ病になってしまう人もいるようです。
特に大学生になると一人暮らしをはじめたり、人間関係ががらっと変わることもあります。そういった環境の変化にうまく馴染めず精神疾患を患ってしまう可能性もあります。
うつ病になりやすい人
うつ病になりやすい人には以下のような特徴があります。
うつ病になりやすい人の特徴
- まじめ
- 几帳面
- 責任感が強い
- 完璧主義
- 相手の気持ちに敏感な人
まじめで責任感の強い人ほどストレスを抱え込みやすく、体調を崩すまで無理をしてしまう傾向があるようです。
また、うつ病になると以下のような症状があらわれます。
うつ病の主な症状
- 気分が沈んでいる
- 息が詰まる
- 食欲がない
- 音楽を聞いても楽しくない
- 頭痛
- 体がだるい
これらの症状はほんの一部に過ぎません。もし、自分がうつ病かもしれないと思った方は「うつ病の症状チェックシート」で簡単なうつ病のチェックができますので、一度チェックしてみましょう。
大学を辞めたい。退学と休学どちらを選ぶべき?
病院行っとらんからほんまか分からんけど
多分てか絶対うつ病やと思う
もう大学休学なり辞めたい
辞めたとこで仕事はどーすんて話やけど— なお🐻 (@na1221crew) July 9, 2018
「うつ病で大学に通うのが辛いから辞めたい」「病院で先生に休学を勧められた」など、うつ病などの精神疾患を持つ方は退学か休学を考える方が多いと思います。
実際にうつ病などの精神疾患の治療には、ストレスの原因を取り除くことが重要だとされています。
うつ病の場合は休養だけでなく薬物治療も必要になりますが、軽度のうつ病の場合は休養だけで回復することもあるようです。
しかし、大学生活がストレスの原因となっている場合は、休養を取るには大学を退学か休学する必要があります。
では、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかみていきましょう。
大学を辞める場合
大学を退学する場合、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。
メリット
- 期間を気にせずゆっくり治療に専念できる
- 不要な学費を払わずに済む
デメリット
- 学歴が高卒になる
- 就職に影響が出る
- 職歴にブランクができる
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
大学を辞めるメリット
大学を中退する1番大きなメリットは時間を気にせずゆっくりと治療に専念できることです。特に重度のうつ病の場合は、治療に10年近くかかることもあります。
10年も休学することは出来ませんし、重度のうつ病は2、3年休学して完治する可能性も低いので、そういった方は中退してゆっくり休養を取ることが良いのかもしれません。
また、辞めてしまえば大学の学費も支払う必要がなくなります。今まで学費を自分で払っていた人も、中退してしまえばお金の心配をすることなく休養に専念することが出来ますね。
奨学金を借りていた場合は大学を辞めると奨学金の返済が始まります。ですが、奨学金の返済にはいくつかの救済制度があります。うつ病であれば、これらの救済制度を利用して返済期限の延長、もしくは返済額の免除を受けることができます。
詳しくは「【大学を辞めたい人必見!】大学生の中退率と主な中退理由5選!」で解説してありますのでそちらをご覧ください。
大学を辞めるデメリット
大学を中退すると最終学歴が高卒になります。高卒と大卒では初任給で約4万円もの差があります。また、高卒になると応募出来る求人も限られてきますので希望する職種に就けない可能性があります。
さらに中退者は正社員になり辛い傾向があり、同じ高卒という学歴でも大学中退者は本当の高卒者よりも正社員雇用率が低くなっています。詳しくは「【大学を辞めたい人必見!】大学生の中退率と主な中退理由5選!」で解説してありますのでそちらをご覧ください。
また、うつ病で大学を辞める方のほとんどはすぐに就職などはせず休養を取ると思います。その場合、就職するときに職歴にブランクが出来てしまいます。
職歴にブランクがあると面接の際にその期間何をしていたのか質問されます。うつ病のことを話したくないという人にとってはデメリットに感じるかもしれません。
退学が向いている人
上記のメリット・デメリットを踏まえて、退学が向いているのは以下のような人です。
退学が向いている人
- 重度のうつ病
- 経済的に余裕がない
大学を休学する場合
大学を休学する場合は、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 治療に専念できる
- もう一度大学に通うという選択肢が残せる
デメリット
- 大学によっては休学中も授業料の一部、または在学費を払う必要がある
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
大学を休学するメリット
大学を休学すると退学とは違い、復学するという選択肢を残しつつ治療に専念することができます。軽度のうつ病であれば1、2年休養を取ることで症状が回復する、もしくはカウンセリングに通いながら大学に通える状態まで回復できる可能性があります。
また、大学を辞めるべきか迷っている方も、とりあえず1年休学して休養を取りながらゆっくり考えるという選択肢もあります。
うつ病になると思考力も落ちてきますので、自分一人では冷静な判断ができない可能性があります。大学を辞めるということは今後の人生に大きく関わってくることなので、焦らず周りと相談しながらじっくり考えることをおすすめします。
大学を休学するデメリット
1年間の休学費用
慶應義塾大学 25〜40万
関西大学 20万
法政大学 16万
同志社大学 12万
近畿大学 12万
日本大学 12万
早稲田大学 10万
国際基督教大学 9万
青山学院大学 6万
学習院大学 6万
立命館大学 1万
国立大学 無料— 受総研(じゅそうけん)@進路相談受付中 (@jyusouken_jp) August 8, 2020
大学によって異なりますが、休学中も授業料の一部や在学費を支払う必要があります。うつ病で休養をとっている方が休学費用を自力で稼ぐことは難しいと思いますので、ご両親の協力が必要となるでしょう。
それでも「両親に面倒をかけたくない」「自分で稼ぎたい」という人は、肉体労働や人間関係などの負担がかからないブログで稼ぐのがおすすめです。
ブログで稼げるようになれば、卒業後や中退後に就職しなくてもストレスなく稼いでいくことができます。月1,000円程度で始めることが出来ますので、ぜひチャレンジしてみてください。
休学が向いている人
上記のメリット・デメリットを踏まえて、休学が向いているのは以下のような人です。
休学が向いている人
- 軽度のうつ病
- 将来の選択肢を残しておきたい
大学生でうつ病になると就職に影響はある?
大学生でうつ病になってしまうと、今後の就職に影響が出ないか気になりますよね。では、うつ病によって就職にどんな影響があるのか考えていきましょう。
うつ病が就職に与える影響
うつ病によって就職が不利になる可能性は少なからずあります。まず、中退した場合は学歴によって就職が不利になる可能性があります。
さらに、会社側がうつ病の人間を雇うことに不安を抱いたり、「長く働いてくれる人材を採用したい」と考えて採用率が下がる可能性も十分にあります。
とはいえ、面接で嘘をついてはいけませんし、うつ病のことを隠して就職活動をすることはあまりおすすめできません。うつ病が原因で不採用になるような会社ではうつ病への理解がないため、せっかく良くなったうつ病が再発してしまう可能性もあります。
うつ病経験のある人が就職活動をする際には、オープン就労がおすすめです。
うつ病で就活するならオープン就労をしよう
5年ぶりに働けた要因を振り返ってみると...
オープン就労に切り替え、
キャリアと肩書きを手放し、
給料を減らし、
業務量を減らし、
目標を低くして、
思い込みを捨てる練習でした。肝となったのは、「何をするか?」よりも“何を削るか” でした😲
— 七転八起おじさん(回復中)@8度目の再起編 (@tachi_a_gare) December 26, 2020
オープン就労とは自身の障害を会社に伝えて働くことをいいます。うつ病について会社に理解してもらうことで、通院や勤務時間、業務内容などを調整してもらえる可能性があります。
オープン就労での就職活動は大きく分けて以下の2つの方法があります。
- 一般雇用枠に応募し、面接の際にうつ病を伝える
- 障害者雇用枠に応募する
一般雇用
まず1つ目は一般雇用枠に応募し、面接の際にうつ病であることを伝える方法です。この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 求人数が多い
- 給料が高い
デメリット
- 採用率が下がる可能性がある
- うつ病に理解があるとは限らない
- 通院や服薬の時間などを配慮してもらえるとは限らない
一般雇用枠で応募する場合は、通常の就職活動と同じですので求人がたくさんあります。一般で応募しているので給料も病気や障害に関係なく貰え、障害者枠で就職するよりお給料は良いです。
ただし、うつ病に対して良く思わない会社もありますので、面接の際にうつ病を打ち明けることで採用が不利になってしまう可能性もあります。
前の会社ではオープン就労でも結局職場に理解されたとは言えず、逆にいじめを受ける結果となりました。
精神科に対する理解のない人もいます。
精神科にかかっていることをどれだけ自分自身で受け入れているか、周囲の人がどれくらい理解してくれそうか、慎重に見極めながらの開示が良さそうです。 https://t.co/HwMpWG6QEd— みはるん (@snowthensunny) June 22, 2020
また、採用されたとしてもうつ病に理解がある会社とは限りません。なので、通院や服薬の時間などの配慮が得られない可能性があります。
障害者雇用
2つ目の方法は、障害者雇用枠で就職することです。この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 通院・服薬の時間を配慮してもらえる
- 勤務時間・業務内容を調整してもらえる
デメリット
- 求人数が少ない
- 給料が低い
- 正規雇用率が低い
障害者雇用で就職する場合は、障害に対して知識や理解のある会社で働くことができます。なので、通院や服薬の時間を配慮してもらえたり、勤務時間や勤務内容も調整してもらうことができます。
一方で、障害者雇用の求人数は少なく、障害者雇用の求人の中でも正社員雇用の求人数は少ないため、正社員で働くことは難しいかもしれません。正社員雇用の求人が少ないことから、障害者枠では貰える給料も低くなってしまいます。
下の表は、精神障害者の1ヶ月の賃金をまとめたものです。
(出典:厚生労働省「平成30年度障害者雇用実態調査結果」を元に作成)
1週間に働く時間によって賃金に大きく差がありますが、平均すると精神障害者の月の給与は12万5千円です。やはり、一般雇用で働く場合より、給与は低くなってしまいますね。
障害者枠で就職したいけど、給料が低くて生活が不安という方は副業としてブログを始めてみましょう。ブログは作業時間もペースも完全に自分の自由なので、ダブルワークが不安な方も安心して挑戦できると思います。
慣れてくると障害者枠で働くよりも稼げるようになるので、完全にストレスフリーな生活を実現することができます。あなたと同じようにうつ病で悩んでいる方のためにも、あなたの体験を記事にして情報発信してみませんか。
一般雇用と障害者雇用で迷ったら
一般雇用と障害者雇用のどちらで就職活動をするか迷ったら、どちらも試してみるというのもひとつの手です。障害者雇用で働く場合には障害者手帳が必要となりますが、障害者手帳を持っていても一般雇用に応募することはできます。
特に、やりたい職種がある方や今までのキャリアを活かしたいという方は希望する職種と障害者用の求人どちらも受けてみるのもありだと思います。
就職活動の段階でどちらかひとつに絞るのではなく、色々な選択肢を試してみて受かってから考えるでもいいのではないでしょうか。
うつ病でも自分のペースでできる仕事
ここまでうつ病での就職についてお話ししてきましたが、必ずしも就職しないといけないわけではありません。フルタイムで働くのが辛ければパートでもアルバイトでも派遣でも働く方法はたくさんあります。
人間関係に不安があるのなら在宅で仕事をすることも可能です。特にブログは個人で稼ぐことができますし、投稿ペースや作業時間も自分の好きなように設定できます。
体調が優れない時や気分が乗らない時には休んでも誰かに怒られることもありません。完全に自分のペースで出来るので障害を持った方にぜひ始めて欲しいストレスフリーな仕事です。
お金に余裕のない方も、月1,000円程度で始めることが出来るのでチャレンジしやすいと思います。うつ病に負けず、自由な生き方を手に入れる一歩を踏み出してみませんか?
まとめ
うつ病かも
以下のような症状が続くようであればうつ病かもしれません。病院で診てもらいましょう。
- 気分が沈んでいる
- 息が詰まる
- 食欲がない
- 音楽を聞いても楽しくない
- 頭痛
- 体がだるい
大学を辞める
〈メリット〉
- 期間を気にせずゆっくり治療に専念できる
- 不要な学費を払わずに済む
〈デメリット〉
- 学歴が高卒になる
- 就職に影響が出る
- 職歴にブランクができる
【退学が向いている人】
- 重度のうつ病
- 経済的に余裕がない
大学を休学する
〈メリット〉
- 治療に専念できる
- もう一度大学に通うという選択肢が残せる
〈デメリット〉
- 大学によっては休学中も授業料の一部、または在学費を払う必要がある
【休学が向いている人】
- 軽度のうつ病
- 将来の選択肢を残しておきたい
うつ病の就活
- うつ病で就職が不利になる可能性はある
- オープン就労がおすすめ
オープン就労
オープン就労での方法は以下の2つ
- 一般雇用枠に応募し、面接の際にうつ病を伝える
- 障害者雇用枠に応募する
一般雇用枠
〈メリット〉
- 求人数が多い
- 給料が高い
〈デメリット〉
- 採用率が下がる可能性がある
- うつ病に理解があるとは限らない
- 通院や服薬の時間などを配慮してもらえるとは限らない
障害者雇用枠
〈メリット〉
- 通院・服薬の時間を配慮してもらえる
- 勤務時間・業務内容を調整してもらえる
〈デメリット〉
- 求人数が少ない
- 給料が低い
- 正規雇用率が低い
自分のペースで出来る仕事
- 正社員で働かないといけないわけじゃない
- アルバイト、パート、派遣など自分にあった仕事を選べばいい
- 在宅ワークもおすすめ
- ブログならうつ病でもチャレンジしやすい
うつ病は誰にでも起こり得る病気で、放置していると治すまでにとても長い時間が必要となります。「うつ病かも?」と少しでも思ったら病院に行ってみましょう。
「実際うつ病じゃなかったら自意識過剰と思われそうで嫌だな」と思う人もいるかもしれません。ですが、うつ病が進行してしまうと人生の全てが一変してしまいます。
勘違いで済むならその方が何百倍もマシです。周りにも最近様子が変だと感じる子がいたら話を聞いて、必要なら精神科にかかることも勧めてあげてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。