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ちゃんと就職できるか不安
こういった疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 大学院中退を考える学生が多い理由
- 就職活動への影響は?
- 大学院を中退しても就活を成功させるコツ
「大学院を中退したら就職活動はどう進めたら良いの?」と不安に思う方も多いでしょう。
理由があって中退したものの、その後の進路でどう動けばいいのかわからずにニートになってしまう例も少なくありません。
しかし、必ずしも就職活動に悪影響が出るとは限りません。
ここでは、そんな悩みを抱えるあなたへ、大学院を中退してもニートにならずに就職できるコツを大・大・大解説します。
メリット・デメリットなどもまとめていますので、中退を考えている人は、誰でも簡単に実践できます。後悔しないためにも参考にしてください。
大学院中退を考える学生が多い理由
大学院中退を考えています。私は現在地方国立大理工系の修士1年です。 1日でも早く中退して、そのまま就活は続けて2021卒のタイミングで就職したいと考えています。 もしそのようなご経験がある方(又は企業の採用担当を経験した方)がいらっしゃいましたら、 1.この場合新卒採用は適用か 2.同大学の学部卒と比べてどれくらいハンデになるのか 3.中退の理由はなんと説明していたか(以下の理由をそのまま述べたら印象が悪くなってしまうか) を教えていただきたいです。 私が辞めたい理由としては2点あり、 1点目は共同研究であるため、国内のトップクラスの学生(ポスドクや助教クラスも)や海外の研究者と共に研究をする中で劣等感に苛まれて心が限界であること。 2点目は今のM2やDの学生たちが明け方まで研究を行なっている姿や、(実際に現場をよく知らない)准教授クラスの人に「なぜすぐ問題を解決しようとしないのか、出来ることを極限まで追求するのが研究者だろう」などと現場で働く学生たちが詰められている姿を目の当たりにし、怖くなってしまったこと。 2点目についてもう少し詳しく言うと、私は元々D進はせずに研究内容とも掛け離れた就職を希望していました。そのような中、今後無給で研究に身を捧げられるとは思えません。ましてや、就活がうまくいき内定をいただけたら今以上に研究に対する気持ちは薄れてしまうと思います。 また、私の研究分野は共同研究で実際に現場で頭を使い体を動かすのはほぼ学生です。教授や准教授クラスの方々は良くも悪くも緩い方が多く、普段は的確に指示を出さないのに切羽詰まっている時に「こうしましょう」と指示を出すのですが、現場を見ていないので学生に負担をかけている印象です。 要するに、研究が好きな人にとっては見返りなど求めず頑張れると思いますが、私は大学院に進学してから研究はあまり好きではないし得意でもない・合わないということに気付いたということです。 長くなりましたが、よろしくお願いいたします。
文部科学省の調査による中途退学の理由はこちら。
引用:文部科学省
- 研究の内容や生活についていけなかった
- 教授や研究室の人間関係が合わなかった
- 就職や転学など他にやりたいことができた
上記のように、「勉強についていけなくなってしまう」か又は「人間関係の不振」や「他のやりたいことを見つけたと」いう理由が主なようです。
研究の内容や生活についていけなかった
大学院はそれまでの学生生活とは違い、積極的に研究しなければ何も得られません。
何の知識も得ずに、ダラダラと2年間も過ごすのはもったいないですよね?
時間は有限です。そう感じたのなら、見切りをつけて社会人として経験を積むということをオススメします。
教授や研究室の人間関係が合わなかった
研究の厳しさや人間関係の不和でうつになったり、耐えられなくなって中退していく方も多いです。
心や身体に不調が明らかに出ている場合は、何も考えず大学院を休むか辞めることも一つの手段ですよ。
就職や転学など他にやりたいことができた
また、一番多い理由としては、就職や転学など、他にやりたいことができることが挙げられます。
特に「とりあえず院に進学しておこう」と大学院を選んだ人は、後から就職や転学に流れやすい傾向にあるといわれています。
大学院に進学したものの、「研究の内容や生活についていけなかった」「教授や研究室の人間関係が合わなかった」「他にやりたいことが見つかった」
などの上記で解説した中退理由で、就職や転学にシフト変更する人もいるようです。
そしてこちらが大学院を中退を考えている方に伝えたい事をまとめている動画です。↓
就職活動への影響は?
大学院を中退しても、就職に大きな支障はない
今までは大学院を中退=就職に不利?といった認識が定着していましたが、現在の就職事情は実はそうでもありません。
就職難を経て、近年の採用は学歴以上に個人の能力や考え方を重視する傾向にあるためです。
大学院を中退した場合、基本的には「既卒」もしくは「第二新卒」という枠で就職活動を行うことになり、既卒や第二新卒で採用されると、中途入社という扱いになります。
しかし、新卒での就活ができないことに不安を抱くことはありません。
2010年に厚生労働省が発表した「青少年雇用機会確保指針(1p )」では、卒業後3年以内の既卒者も、新卒枠の求人に応募できるようにすることを推奨しています。
そのため、既卒も新卒と同じように就職試験を受けられる企業が徐々に増えているようです。
大学院を中退しても、一般的な就活に大きな影響があるとは言えないことがわかりますね。
大学院中退から就職するメリット・デメリットとは
メリット
- 時間やお金を有意義に使える
- 専攻以外の分野への就職の志望動機の裏付けになる
時間やお金を有意義に使える
大学院に進学したものの「学びに興味が持てない」「内容に満足できないと感じる」といったことから中退を決意したとき、
有意義に過ごせない時間をなくせることが挙げられます。
将来やりたいことが大学院を修了しなくてもできる場合は、修了までには最短でも2年間、最長で4年間大学院へ通うことを考えれば、
大学院へ通っていたぶんの時間やお金を有効に使えるようになります。
自身に必要がないと感じることを省く、その行動自体が就活の軸になるので、
別の分野で活躍したいと思い、中退を決定した、という筋の通った志望動機を作ることができます。
専攻以外の分野への就職の志望動機の裏付けになる
大学院を中退すると、研究していた分野以外の企業への就職がしやすくなります。
大学院で修士・博士の学位を取得した場合、研究分野に関連する企業へ就職した方がスムーズです。
他の分野で就職先を探そうとすると「大学院を修了したのにどうして?」と疑問を持たれる可能性もありますが、
大学院を中退することで、他の分野に進みたいという意思が伝わることもあり、就職活動がしやすくなるでしょう。
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デメリット
- 応募できる企業が限られる
- 大学教授など研究室の人脈を使った就活ができない
- 院卒よりも、給与が下がる場合がある
応募できる企業が限られる
大学院を修士課程で中退した人は、応募の条件に「大学院修了見込みの人」とある求人には応募できません。
大学院に入学したという事実は残るものの、修士を取得していないため大卒者と同じ条件の求人にのみ応募できます。
そして大学院中退者は、既卒枠となり新卒枠は一般的には使えません。
そのため、新卒枠での募集の企業には応募ができないことから、企業が制限されることもあります。
大学教授など研究室の人脈を使った就活ができない
大学院を中退すると、教授や先輩といったコネクションを頼った就活がしづらくなります。大学院生は、関わりのある教授から推薦を得て企業に就職する人も多くいます。
また、専攻学問に関する就職は大きく不利になり、研究職や技術職に就くことはむずかしくなります。人脈を頼れないことは就職活動をするうえで大きなデメリットになります。
院卒よりも、給与が下がる場合がある
大学院を中退する人と、大学院を修了した人では給与水準が異なっていることから、給与が下がる可能性があります。
厚生労働省が発表した「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、大学新規学卒者の所定内給与額は22.6万円であるのに対し、大学院新規学卒者の所定内給与額は25.56万円と差がありました。
また、勤続年数を重ねるにつれ、差がさらに開いていく可能性もあります。
給料の差は、大学院を中退した場合だと大卒者として就職活動をすることになるため、大学院卒者を募集する求人に応募できないことが関係しています。
さらに、学歴順で給料を定めている企業が多いこともまた事実です。
大学院を中退しても就活を成功させるコツ
キャリアプランを立て、明確な大学院中退理由を伝える
大学院中退からの就職を成功させるためには、キャリアプランをたて、明確な中退理由を伝えることが大切です。
「仕事の実戦経験を積みたいから早めに中退する」「専門知識を活かして働きたいから修士までは取る」
などといった明確な計画を立てることで、就活においても今後のキャリアにおいても充実した結果が生まれるでしょう。
そして中退の事実だけを理由に評価が下がることはあまりありません。
「大学院を中退することになった経緯」や「就職活動を始めた理由」などをしっかりと分析して、それを伝えることで就活において大幅に有利に進めることができます。
企業が選考で重視しているのは、物事に対する考え方や取り組み方、個人の能力なのです。
業種や職種にこだわらず、視野を広く持つ
大学院を中退したあとの就職活動では、企業や業界選びの視野を広く持つと良いでしょう。
特定の業界や職業にこだわりすぎれば、新卒採用に比べて内定取得が難しくなってしまいます。
大学院を中退したうえで、今まで研究していた分野への就職を目指す人も多くいますが、
修士課程を修了せず中退した場合は、研究経験が必要な職種だと大学院を修了した人と比べて就活が不利になる可能性もあるためです。
そのため、研究していた分野とは関係のない業界や企業まで就職活動を行うことで、内定が得やすくなります。
こだわって挑戦の幅を狭めず、広い視野を持って就活に臨むことで、自分が活躍できる企業を探すことが就活を成功させるコツです。
自分の選択に自信を持とう
大学院を中退すると決心したあとで、後悔の気持ちが出てくることもあるかもしれません。
ですが、他にやりたいことがあっての中退は引け目を感じなくていいです。世の中そんなに冷たくないですよ。
普通のレールから外れるけれど、悲観するほど世の中冷たくないし、自分が信じるものややりたいことを大切にしましょう。
大学院生活で得た「調べた知識」や「考える力」はあなたにとって大きな財産ですし、「自分の本当のやりたいことを気づいたこと」が大きな経験です。
何が自分の人生にとって大切かということ。これが自信へと繋がりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?ここでは大学院を中退したいと思う理由からニートにならない為に就職できるコツを解説してきました。
最後にポイントをまとめていますので、もう少しお付き合いください。
ポイント
- 大学院中退を考える学生が多い理由
- 研究の内容や生活についていけなかった
- 教授や研究室の人間関係が合わなかった
- 就職や転学など他にやりたいことができた
- 就職活動への影響は?
- 大学院を中退しても就職に大きな支障はない
- 大学院中退から就職するメリットとは
- 時間やお金を有意義に使える
- 専攻以外の分野への就職の志望動機の裏付けになる
- 大学院中退から就職するデメリット
- 応募できる企業が限られる
- 大学教授など研究室の人脈を使った就活ができない
- 院卒よりも、給与が下がる場合がある
- 大学院を中退しても成功させるコツ
- キャリアプランを立て、明確な大学院中退理由を伝える
- 業種や職種にこだわらず、視野を広く持つ
- 自分の選択に自信を持とう
目標のために中退することは、決して悪いことではありません。
ポイントやコツを掴んでいれば、大学院を中退してもニートになる心配はありません!就職できます!
ぜひこの記事を参考に、行動を起こしてみてください。
ここまでお読みいただき、ほんとうにありがとうございました。
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