妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。
・不登校になってしまったのは親のせい?
・娘が不登校になってからうまく接することができない。何がいけないの?
・不登校の娘に何をしてあげればいいの?
こういった疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 大学を不登校になる原因
- 大学を不登校になりやすい人
- 娘が大学を不登校になったのは親のせい?
- 娘が大学を不登校になったときに親がしてはいけないこと
- 娘が大学を不登校になったときに親がすべきこと
今回は娘が大学を不登校になってしまった親御さんに是非参考にしていただきたい内容をまとめてみました。
目次
大学を不登校になる原因
まずは大学を不登校になる原因をまとめてみました。
不登校になる原因
- 勉強についていけなくなった
- 理想の大学生活と違った
- 人間関係のトラブル
- 生活習慣の乱れ
- ネットゲームなどに依存
あなたの知らないところでお子さんは悩みを抱えていると思いますが、もしかしたら日々のあなたがた親の接し方がお子さんの不登校に関係している可能性もあります。順番に詳しく見てみましょう。
勉強についていけなくなった
憧れの大学に入ったものの、勉強についていけず滅入ってしまうケースです。親の期待に応えたいのに、思うように成績が伸びず大学に通うことが苦痛になってしまったのかもしれません。
今まで挫折を味わったことがない分ショックは大きいですよね。頑張って憧れの大学に合格したとしても、周りのレベルが高いあまりに入学後挫折してしまう人も少なくありません。
理想の大学生活と違った
第一志望の大学に入れず仕方がなく入学したがやる気が出ない、実際に通ってみたらなんだか自分にあわない気がするなど、現実の大学生活に楽しみを見いだせなくなってしまうケースです。
大学やめたいです。
今自分が学んでいることが将来役に立つのかって思うとすごく無駄に感じます。
大学やめたいと親に言っても怒られるだけです。
自分の人生どうしたらいいのかわからなくなってきました。
引用:Yahoo!知恵袋
この方も今勉強していることが自分のためになっていると思えていないようですね。
この方はどういう経緯で大学を選んだのかはわかりませんが、親に勧められて進学したものの自分が勉強したいことも特に無く、何のために大学に通うのかわからなくなってしまう人も居るでしょう。
人間関係のトラブル
友人間での揉め事、いじめ、失恋などがきっかけで大学に行きたくなくなってしまうケースです。また、大学で友達ができずぼっち(独り)で過ごすことが嫌で不登校になってしまう人も居ます。
大学ぼっちなの親に知られたくないから架空の友人作っとく
— まほろば (@mahohono_ho) May 28, 2021
この方は親に知られないように偽装までしているようですね。親を悲しませたくないからという気持ちからなのだと思いますが、心の負担が大きくなりすぎてある日不登校になってしまわないか心配ですね。
生活習慣の乱れ
大学は授業時間が毎日バラバラなため、規則正しい生活ができず次第に身体がだるくなり不登校になってしまう人も居ます。
特に大学生になって初めて1人暮らしをする人は、自己管理がちゃんとできず食生活や睡眠時間が疎かになりがちです。
大学生はお金もないですし、勉強にサークルにバイトと忙しいので安くて手軽な食事で済ませてしまうこともしばしばですよね。初めのうちは何ともなくても、数か月~1年以上続けていると健康に支障をきたしてしまうでしょう。
ネットゲームなどに依存
ネットゲームにハマってしまい部屋にひきこもりになってしまうケースです。ゲーム以外でも何かにハマってしまいひきこもりになってしまうこともあります。
こういった依存状態になると、夜通しゲームや趣味に没頭してしまい大学に行く時間に起きられなくなってしまうことが増えてきて、昼間寝て夜活動するといった昼夜逆転の生活になってしまいがいです。
また実家に住んでいる場合は、昼間起きていると親に文句を言われるからと家族が寝静まってから活動する生活スタイルになってしまう人も多く、昼夜逆転が深刻化してしまいます。
するするw
私はまだ軽い方だけど、友人はゲーム完全禁止家庭で、大学なって一人暮らしなって、無事にゲーム依存なって中退してたよ😇ゲームとの付き合い方をお子子には、教えたい😇(ゲーマークズママ)
— 🦈瑛月鋭理🦍 (@eiri_eigetu26) May 21, 2021
この方は小さいころゲームをやらせてもらえなかった反動がかなり大きかったようですね。人それぞれだとは思いますが、ゲームをすることも、してはいけないと注意することもほどほどでないとこのような危険もあるようです。
大学を不登校になりやすい人
続いて大学を不登校になりやすい人についてまとめてみました。
不登校になりやすい人
- 完璧にこだわりすぎる人
- 自己肯定感が低い人
- 自分のやりたいことがまだよくわかっていない人
完璧にこだわりすぎる人
なんでも完璧にこなさなければと頑張りすぎてしまう人は、失敗してしまうとショックが大きい場合があります。
大学で良い成績をとらなくてはいけない、友人関係や恋愛ごとも順調でなければいけない、良い企業に就職しなくてはいけないなど高いハードルを持ちすぎてしまい、失敗から挫折してしまうことがあるのです。
大学に入るまでにも、親の期待に応えなくてはと何かと我慢をして頑張りすぎていたなんてこともあり得ます。
完璧主義で真面目、自分の意見をあまり主張しない子供は親の言われるままにひたすら頑張ってしまうので、親の期待が大きくなり過ぎてある日耐え切れなくなってしまうことがあります。
もしかしたら勉強についていけないことがきっかけだったとしても、昔から親の期待を負担に感じていたらそれが相重なって不登校にまでなってしまったなんてこともあるかもしれません。
自己肯定感が低い人
自己肯定感の低い人は物事をネガティブに考えてしまう傾向にあるので、大学生活での失敗を過剰に捉えて立ち直れなくなってしまう場合があります。
自己肯定感とは、長所・短所も含めたありのままの自分の存在を認められる感覚のことを言います。
不登校は誰でもなり得ることですので「うちの娘だけなんで…」と思う必要はありません。実際に日本の若者は諸外国と比較すると自己肯定感がとても低いと言われています。
こちらは13~29歳の若者を対象に、自己肯定感について調査したグラフです。
引用: 内閣府
グラフを見てわかるように自分自身に満足している人も、自分には長所があると思っている人も、諸外国に比べ日本の若者は断トツに少ないのです。
このように日本の若者は自分自身をなかなか肯定できず物事をネガティブに考えてしまう人が多く、もはや国民性と言えるかもしれません。
諸外国と違い日本の子育ては「あれはダメ」「これはダメ」と何かとお利口にしていなければいけないとしつける傾向にあるそうです。そうして育てられ、大きくなって失敗したときに「自分はこんなこともできないダメなやつだ…」と自信を無くしてしまう人が多いのだと言います。
あなたのお子さんも自己肯定感が低く、不登校の今自分の失敗を責めて自信を失ってしまっている可能性が十分ありますので、接し方には気を付けてあげましょう。
不登校と自己肯定感の関係については「大学を不登校になったけどカウンセリングは必要?【自己否定とは】」でも詳しく紹介しておりますので是非あわせてご覧ください。
自分のやりたいことがまだよくわかっていない人
特にやりたいことがないのに大学進学した人は、途中で自分が大学に通っている意味や楽しみがわからなくなり、不登校になってしまうことがります。
ほんとつまんない
入りたくもない大学はいって就職するだけの人生ってなにがたのしいんだろ中学生くらいのときからずっと消えたいとは思ってたけどピークがきた
なんで毎日こんなこと思わなきゃいけないんだろ— をり (@wori_wor) May 22, 2021
この方も自分がやりたいことが見つかっていないのでしょうか。大学に行って勉強してそこそこの企業に就職して…という平凡な未来に不安や不満を感じてしまったのでしょう。
高校生までは皆と同じような勉強をして良い成績を取るだけでよかったものの、大学生になると卒業後の人生についてちゃんと考えなければならないので、のしかかる不安が大きくなります。
親の期待に応えるためや、親に勧められたからという理由で大学進学を選んだ場合、将来を考えなければならなくなったときや大学生活でつまずいたり楽しくないと感じたときに、大学に行く意味が何なのか分からなくなってしまうのです。
娘が大学を不登校になったのは親のせい?
結論からいえば、親が何かしたせい、何かしなかったせいではありません。正確に言えば、親子でお互いを理解しあえていないことが原因の1つにはなり得ます。
しかし本当は別の進路に興味があったり、親に勧められたから受験したが自分は大学で何を勉強すべきなのか見いだせていないので大学生活を楽しめなかったのかもしれません。
友人関係で悩みがあって、気軽に相談できる人が居なかったことで不登校になってしまったのかもしれません。
人のより様々な理由があるかと思いますが、肝心なのは娘が親に気軽に意見をしたり悩みを聞いてらえる環境であったかどうかなのです。
このように不登校になった原因を親のせいだとぶつけてくるお子さんも居るでしょう。しかし本当に大学に行きたくなかったから親のせいだと言っているのでなく、お互いの気持ちを伝えきれておらず、理解できていなかったことが原因になり得るのです。
自分のやりたいことをやってこなかった、やりたいことを考えてこなかったことを後悔しているお子さんも居るでしょうし、大学生活でつまずいたことを親に気軽に相談できず1人で悩んだ末不登校になってしまったのかもしれません。
同じような育て方をしても勿論不登校になる子供とそうでない子供が居ます。子育てに正解はないので、親が至らなかったせいだと責める必要はありません。是非今からでも、お子さんの将来について一緒に考えてあげてください。
お子さんが大学生になるまで、子育てを少し頑張りすぎていた方は是非息抜きにこちらの本をどうぞ。
本来は小さいお子さんを持つママへの本ですが、それ以外に子育てでストレスが溜まる原因や、気持ちが収まらない時周りに助けを求める方法など紹介されています。
この本を読んで、あまり気持ちを張り詰め過ぎず、お子さんと向き合ってもらえたらなと思います。
おさらい
- 大学を不登校になる原因は様々だが、日々の親の接し方が不登校に関係している可能性もある
- 親の期待に応えたいと頑張り続けてきた子供は、大学生活での失敗や勉強する意味がわからなくなったときに不登校になってしまう場合がある
- 日本の若者は自己肯定感が低い人が多いので、自分の娘が不登校になってもおかしいことではない
- 娘が大学を不登校になったのは親の育て方のせいではなく、親子で互いを理解しあえていなかったことが原因の1つになり得る
- 今からでも遅くないので、本当の気持ちや将来の不安・悩みなどをお子さんが気軽に話せるような存在になろう
ではこのあとは、大学を不登校の娘と接していくポイントをご紹介したいと思います。
娘が大学を不登校になったときに親がしてはいけないこと
まずは娘が大学を不登校になったときに親がやってしまいがちなNG行動をまとめました。
不登校の娘にしてはいけないこと
- 過干渉
- 娘をストレートな言葉で責める
- 親が仕事を辞めたり、親が家にこもりがちになる
親が「何かしてやらなくては」と一生懸命になりすぎてしまうと、お子さんの心の傷を更にえぐることになりかねません。これから説明することに注意して適切なサポートをしてあげてください。
過干渉
心配だからといって干渉しすぎるのはいけません。気にかけすぎてしまうとお互いにストレスが溜まり疲れてしまいます。
喋りかけてほしくないのわかってんのにめちゃくちゃ喋りかけてきてうるさくしてんのそっちやん。何年親やってんねん鬱陶しい
— 切杜 (@kisaragi_h_0101) May 25, 2021
お子さんも、何かと色々勧められたり、不登校の理由を聞かれたりすると自分の気持ちを整理する余裕がなくなりかねません。
親のお小言がうっとうしくなってしまうと、顔を合わせないように昼夜逆転の生活を始めてしまう危険もあります。昼間ある程度の時間は留守にするなどお子さん1人の時間を作ってあげましょう。
また自立を促す場合や自分を見つめなおす時間を与えたい場合、家族との距離を取った方が良い場合などはお子さんに1人暮らしをさせるほうが良いこともありますので、周りの人と相談してみてください。
生活習慣が乱れてしまい心身ともに不調が続く場合は、実家に呼び戻すか1人暮らしの家に親が行き、食事や生活時間の改善をした方が良いですね。お子さんの様子に合った適切なサポートをしてあげてください。
娘をストレートな言葉で責める
不登校の状態を改善しようと必死になるあまり、あまり強い言葉でお子さんを責めるのは逆効果になることがあります。前述で触れた通り、不登校の今自分の失敗を責めて自信を失ってしまっている可能性が十分にあります。
そんな中「大学に行かなければだめじゃないか」「このまま辞めるつもりなのか」「大学生にもなって不登校だなんてなさけない」などストレートな言葉で責めてしまうとどうでしょう?
お子さんは頭ではわかっていても今すぐには改善できない自分のことを、更に「自分はダメなやつだ」と思ってしまいますし、学校にも家の中にも自分の居場所が無いと感じてしまいます。
お子さんについ感情的になってしまったときは、少し落ち着く時間を取りましょう。
ゆっくり温かいお茶を飲んで心を落ちつけることをオススメします。
親が仕事を辞めたり、親が家にこもりがちになる
「娘が心配だから」と親が仕事を辞めて家にずっと居たり、家にひきこもりがちになるのは良くありません。
お子さんと同居の場合は先ほどにもあった過干渉する原因にもなってしまいますし、家にお子さん1人だけしか居ないという時間を日中に作ってあげるのも大切なことです。
こういった時間を作ってあげないと、先ほども言いましたが親と関わるのが嫌になり昼夜逆転の生活を始めてしまう危険もありますので十分注意しましょう。
仕事で外に出て他人と話をすることで親も息抜きができますし、お子さんが不登校の末、進路変更をして別の勉強がしたいとなったときにまとまったお金が必要になることも考えられるので、仕事を続けてお金に余裕のあるようにしておいた方が良いでしょう。
貯金が少なかったり共働きではなかったりと、お子さんが将来進路変更をする場合に金銭的不安がある方は今からブログを始めることをオススメします。ブログでお子さんの不登校について情報発信すれば、同じ悩みを持つ人が読者になってくれます。
読者が増えれば広告収入が得られるので、お子さんのこれからの進路もお金の不安無く考えてあげることができますよ。
娘が大学を不登校になったときに親がすべきこと
では最後に娘が大学を不登校になったときに親がすべきことを紹介します。
親がすべきこと
- 第三者に相談しよう
- 家に娘の居場所を作ろう
- 親自身が「楽しむ時間」を作ろう
- 「今の大学に戻る」以外の選択肢も考えてあげよう
お子さんは今自信を失ってしまっている状態です。親の存在が心の安らぎになるよう努めてあげてください。
第三者に相談しよう
家族間で不登校という問題を解決しようとせず、必ず第三者を交えることをオススメします。
親には話しにくい悩みというものが必ずありますし、親子だとどうしても感情的になってしまうがゆえキツイ言い方になり、お互い傷つけあってしまうことも多々あります。
そして不登校で精神的に不安定な状態が続くと精神疾患を患う可能性、もしくは既に患っている可能性も十分あります。当事者・当事者家族だけでは気づけないこともたくさんありますので、必ず誰か第三者に相談をしてみましょう。
オススメの第三者機関
- 心療内科
- 大学の学生相談室
- ひきこもり地域支援センターなどの支援機関
基本的には当事者(お子さん)または当事者と親で相談に行くのが良いですが、お子さんが第三者機関に足を向ける気になれない場合は、まずは親が電話やネットで相談してみましょう。
心療内科
精神科でも同じような症状を診ては貰えますが、精神科は心の病が専門なのに対して心療内科はストレスからくる体の不調を診てくれる科です。
心療内科を受診するとなると、精神疾患の可能性があると考えてハードルが高く感じてしまう人も多いかと思いますがそんなことはありません。明確に「きっと○○病だ」とあてはまりそうなものが無くても受診が可能ですよ。
カウンセリングで患者の症状や置かれている状況をしっかり聞いてくれるのでそれだけでも気持ちが楽になりますし、必要であれば投薬もしてくれます。うつ病でなくても「なんとなく身体がだるい」などの症状は自律神経が乱れていることが原因な場合もあります。
もしも「ストレスで朝起きられなくなった」「大学に行こうとするとおなかが痛くなる」などの症状があるようなら心療内科で相談してみるのが良いと思います。
また、なんとなく身体がすっきりしないというお子さんにはこちらの気軽にできる「頭の整体」をオススメしてあげてください。
大学の学生相談室
学生相談室や、カウンセリングルームなど大学により名称が異なりますが、学生の悩みを聞いてくれる施設が大体の大学に設けられています。相談の内容は何でもOKです。臨床心理士などの資格を持った心理カウンセラーが悩みを聞いてくれます。
学生相談室の利用方法などについては各大学のHPに詳しく記載がありますのでご確認ください。
また学生相談室を利用すれば、学内の施設ですので大学側との連携が可能になります。不登校で単位を落としてしまいそうな場合のサポートや、休学が必要な場合手続きのサポートも行ってくれるのでオススメです。
ひきこもり地域支援センターなどの支援機関
ひきこもり地域支援センターは、厚生労働省が運営するひきこもり専門の相談窓口です。各都道府県に設置されていますので、不登校でひきこもりになってしまった場合は利用を検討してみてください。
社会福祉士、臨床心理士、精神保健福祉士などの資格を持った「ひきこもり支援コーディネーター」がカウンセリングを行ってくれます。直接来所する他にも電話相談や訪問支援も行っているので、お子さんがひきこもりで出かけられなくても支援をしてもらえます。
しかし、こういった支援機関を利用するのはなかなか敷居が高いと思ってしまう場合もあります。そんなときは厚生労働省が電話やSNS、チャットなど手軽な方法で相談できる窓口を紹介しているので、是非まずはそちらを利用してみてください。
ここまで紹介した第三者機関を利用するのに抵抗があるという場合は、まずはブログでお子さんの不登校について情報発信してみるという選択もあります。
ネット上には同じ不登校の子を持つ親がたくさん居るので、メッセージのやり取りを通して不登校解決への有益な情報を得られる可能性を十分に秘めています。
家に娘の居場所を作ろう
不安な状態のお子さんに、安心して居られる場所を作ってあげましょう。「親の育て方が悪いから自分は不登校になったんだ」など時にはキツイことを言ってくるかもしれません。
しかし気持ちをぶつけられる存在、悩みを受け止めてくれる存在をお子さんは必要としています。お互いに感情的にならず、お子さんを尊重し、適度に寄り添ってあげてください。
不登校の時、何もする気力がなかった。
髪も伸び放題、風呂は3日に一回。食事すらおっくう。
ゲームなんてもってのほか。
そんなぼくが今のようになれたのは、父も母も暗い顔をしなかったから。
いつなんどきでも物事は始められるというスタンスだった。
大人こそ余裕を持って待つ必要があるなと思う。— YNS🔴あせらずに一歩ずつ (@yansuu7) May 29, 2021
この方も家でご両親がいつも温かく見守ってくれていたので頑張って立ち直れたようですね。
不登校になりはじめのうちは心身ともに疲れ切っているのでまずは休息が必要ですが、ある程度気持ちが落ち着いてくると学校にも行かず家に居るのが申し訳ない気持ちになってきます。
お子さんが遠慮して食事をあまり食べなかったり、何かと申し訳なさそうにしている場合は家事を当番制にして任せたりしてみましょう。
あくまで強要はせず、「明日は出かける用事があるから洗濯物取り込んでおいてくれないかしら?」といった感じから始めてみるのがいいですね。
役割があれば家に自分の居場所があると認識しやすいですし、親子のコミュニケーションにもなりますよ。
家事を手伝ってもらった後は親子でティータイムを楽しむのもいいですね。
色々な方法を使って、お子さんがリラックスできる状態を作ってあげて下さい。
親自身が「楽しむ時間」を作ろう
仕事以外でも家の外で息抜きをすることをオススメします。たまにはどこかに出かけたりなど、自分の好きなことをしましょう。
親までひきこもりになってしまってはうつ病などの精神疾患を患ってしまう危険もありますし、元気のない親を見ることで、お子さんは「自分のせいで親を苦しめている」と思ってしまい、更に苦しんでしまいかねません。
お子さんに負担をかけないためにも、適度に外に遊びに行ったりしましょう。楽しそうな親の姿を見せれば、お子さんの心も安らぐはずです。
また、ブログで不登校について発信してみることもオススメです。実際にネット上には不登校について情報発信をしている親御さんもたくさん居ます。普段人に話せないことを書くことでストレスの発散になりますし、メッセージのやり取りをすることで不登校解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。
「今の大学に戻る」以外の選択肢も考えてあげよう
親心としては不登校を克服した後は大学に復帰してほしいと願うと思いますが、お子さんにとっては別の選択肢がある場合があります。不登校の原因も考慮して、今後の進路を一緒に考えてあげましょう。
大学生になって、まさかの不登校。
うちの娘もそうでした。2回生の時に行方不明になったり、試験も受けずに留年となったり。
離れて暮らしていたので、私は仕事を辞めて娘の住む街へ転居しました。
なんとか登校できるように、学校カウンセラーも心療内科へも行きました。
薬も処方されました。とうとう自殺未遂を起こして入院しました。
校門前に立つと汗が吹き出てお腹が痛くなる。嘔吐する。よく耳にする不登校の状態でした。
高校まで、普通に学生生活を過ごしてきたのに何故?一過性のことなんだから乗り越えられる。
復学できるように願う日々。そんな私の思いが、さらに娘を追い詰めたのだと今になって思います。
心療内科の診断書を提出して休学しました。ストレートで志望校に受かり意気揚々と入学した日を
思い出して、なんとか卒業出来るようにと、それが娘の幸せだと思い込んでいました。
結果、数年に及ぶ休学の末に娘は登校できないまま退学しました。その後、どうしても大学を卒業したいと
通信大で学んでいます。社会人として働きながら。
不登校になった時に再度別の大学受験や、編入制度を利用して環境を変える道もあったと思います。
頑張って第一志望の難関大に入ったこと、そこを卒業することが娘の幸せになるとしか考えられなかったこと。
振り返れば、自分の視野が狭かったと思います。
憧れの大学であっても、自分の居場所が見つからず、人間関係に行き詰まり、おそらく初めての大きな挫折に、
自己嫌悪、絶望で生きる力を無くした娘の苦しみに寄り添うことが出来ない母でした。
息子さんの様子を見て、復学だけに拘らない親でいて下さい。
子どもは親の不安な気持ちに敏感です。生きてるだけでいい。私はそう思って日々を過ごしています。
引用:発言小町
この方のように、後から悔やんでも過ぎた時間は戻ってきません。場合によってはお子さんの心の傷が深くなってしまうことがあります。お子さんの気持ちも尊重して、是非色々な進路を検討してみてください。
実際に書き出してみることで頭の整理がしやすくなりますよ。お子さんのことを理解するチャンスですので、一緒に話し合ってみましょう。
まとめ
不登校の原因について
- 不登校の原因は様々だが、これまでの親の行動や発言が不登校に関係している可能性もある
- 親の期待に一生懸命応えてきた娘は、挫折により大学を不登校になってしまう可能性がある
- 娘が大学を不登校になったのは親が何かしたせい、しなかったせいではなく、親子で互いに理解しあえていないことが原因の1つである可能性がある
不登校の娘にできるサポート
- 娘が大学を不登校になったら、適切な距離をとってサポートしよう
- 娘をストレートな言葉で責めたてるのではなく、どうしたら改善できるのかを一緒に考えてあげよう
- 娘が大学を不登校になったら、家族だけではなく第三者に必ず相談しよう
- 娘が安心して家に居られるような環境づくりをしよう
- 親も息抜きをしよう
- 娘の話も聞いて「今の大学に戻る」以外の選択肢も考えてあげよう
いかがでしたか?今回は娘が大学を不登校になってしまった場合の解決策をご紹介しました。
お子さんが不登校になってしまったことは決して親御さんの責任ではありませんが、もしかしたら今回紹介したようなことでお子さんにストレスをかけていた可能性もあります。
そういった場合は、今がお子さんのことを改めて理解する良い機会になるのではないかと思います。あと数年もすればお子さんも自立して親元を離れていくでしょう。
残りの子育ての時間、親子関係をより深めてみてください。不登校を抜け出せた後、お子さんにはきっと素敵な未来が待っていると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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