妊活の悩みについて
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大学院中退したけど就職できない
中退後に就職決まらないけど何しよう
この記事では以下のことにつて詳しくみていきます。
本 記 事 の 内 容
- 大学院とは?
- 大学院に通うメリット・デメリット
- 大学院進学率
- 中退理由
- 中退したら学歴はどうなる?
- 中退した後にも前にも考えること
- 中退して就職に影響ある?
大学院に通っているけれど、自分の思う勉強内容でなかったので中退するかを悩んでいると思います。
この記事を読むことで大学院に通う意味を再確認でき、本当に辞めたいのか就職したいのか、就活がうまくいかないその後はどうするのかなどの自分の気持ちに気づくことができるようになります。
結論から言いますと、大学院は大学よりも高度な研究や高度な職業人を育てるなどことができるので、選択した分野の専門的な知識を学ぶことで、就職の幅も多くなり、初任給から高い職につくことができます。
ですが、学費が高いことや周りと比べて社会に出るのが遅れること、授業内容がむずかしいと言うデメリットもあります。
中退の理由としては、就職や経済的理由がありますが、その行動を起こす前に、休学や就活、相談するなどの一歩手前に考える時間をつくる方法も考えるべきではないでしょうか。
目次
大学院とは?


まずは、大学院についてもう一度再確認してみませんか?
大学卒業後の進路の一つである大学院は、簡単に言うと、大学で学んだ知識や理論を応用して、さらに踏み込んだ学術的な研究を行うところです。大学院というと、大学教授や研究者を目指すコースというイメージがありますが、理系の場合は特に、大学院に進学して専門的な知識やスキルを身に付けたほうが就活の際に有利ともいわれます。
引用:タウンワーク
大学院は、大学で学んだことをさらに深く勉強出来るところで、就職にも大きくアピールできますよね。

大学院への進学率は、10人に1人は大学院に進学しています。
下のリンクにもありますが、各課程ごとに差はありますが、平均で見ると修士課程、博士課程とも10%前後となっています。
引用:文部科学省
ちなみに、大学院には状況に合わせて違った通う方法もあります。
通学方法
・平日の夜と週末に通う「昼夜開講制/夜間大学院」
・3~4年で履修する「長期履修制度」
・在宅で勉強できる「通信制大学院
・短期間で履修できる「1年制大学院」
・入学せずに講義を受講する「科目等履修生/聴講生」
大学院に通うメリット・デメリット

大学院にも通うことでのメリットでメリットがあります。
メリット
・高度な専門的技術が身につく
・就職の幅も広がる
・初任給が高くなる
デメリット
・社会に出るのが遅れる
・学費がかかる
・授業が難しい
以上の6つについて簡単にみていきます。
メリット
高度な専門的技術が身に付く
大学院では自分の研究テーマを決めて、そのテーマに集中して知識を深められます。
ですので、高い専門的な技術を身に付けることができます。


大学院では分野の選択ができるというメリットがありますので、モチベーションも下がらず取り組めそうですよね。
就職の選択肢が増える

大学卒業を上回る高度な専門知識を身に付けることで、就職の幅が増えます。
有名企業の研究職を目指す場合は、特に理系で大学院修了が求められたりします。
理系学生の多くは、知識や経験そのものだけでなく、知識を身に付ける過程や研究などの経験でぶつかった問題、それを克服した発想や学びを通じ、知性を磨いてきたのです。これこそさまざまなビジネスの課題解決においても役に立つ汎用的な能力といえます。
文系の場合も、コンサルティング会社など高度な専門知識が求められる職種につけることにも繋がりますので、院内での経験は社会に出ても無駄なことではないですよね。
初任給が高い
結論から言うと、大卒よりも大学院卒のほうが、初任給をたくさんもらえます。
引用:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況
表にもあるとおり、29年度の大学院修士課程修了の初任給は23万3400円で、大学卒は20万6100円と2万7300円の差です。
大学院修了のほうが年齢が高く、専門的な知識や技術の報酬があることが理由だと考えられます。
デメリット
社会人デビューが遅れる
社会に出るのは、大学卒業の人と大学院卒業の人では早くても2年の差があり、その分社会経験やキャリアアップへの差がつくことになります。
大学院で得た知識や経験は専門的で深いものですが、社会人としてのスタートは遅れますので、身近な人が責任のある仕事を任されたり、転職してキャリアアップや起業していたりすると焦りが出てきそうですよね。
2年、長ければ5年以上となる周りとの差を、自分が専門に磨く時間と捉えるのかどうかを考える必要もあります。
学費がかかる
国公立か私立か、文系か理系かでも金額が異なりますが、大学院で学ぶためには、相応の学費が必要です。
国立の大学院は博士前期課程2年間で約135万円、法科大学院は3年間で270万円。
私立の大学院は200万円から400万円と分野によって大きな差があります。
引用:All About
自宅外から通学するなら家賃などの生活費もかかってくるので、色々なパターンを考えていくらかかるのかを想像していく必要がありそうですよね。
学費については、奨学金制度があります。
ポイント
・利子なしの第一種奨学金
・利子ありの第一種奨学金
・家庭と成績によってもらえる給付金制度
通学方法や自分に合った奨学金などを考えて、ストレスを少なくできる自分なりの方法を探しましょう。
もし経済的に厳しそうなのであれば、今からでも貯める方法があります。
勉強がハード
所属する課程にもよりますが、研究に講義にとかなりハードな日々を送ります。
特に理系の場合、実験で朝から晩まで研究室にこもりっきりになることやレポートやプレゼンの準備のほか、指導教授の授業の手伝いをすることあります。
学会で発表をするとなると、英語で書かれた学術論文を見るため、英語力を身につける必要もあります。


できるだけストレスを軽くする方法としては以下です。
ポイント
・通学時間を賃貸借りて短縮
・大学院を通学方法も含めて再検索
・今から体力づくりをする
大学院の進学率
大学院等への平均進学率は、2018年3月時点で11.8%となっています。8人に1人は大学院に進学しています。
そのデータを見ていきましょう。
引用:大学院状況の基本データ
このように課程によって差はありますが、グラフからは、1クラス40人の中に修士課程の人が5人、博士課程の人が2もしくは3人いることがわかります。
中退理由

24年度でのアンケートでは、修士課程では20人に1人、博士課程では10人に1人が何かしらの事情で退学している。
学業不振 | 学校生活不適合 | 就職 | 転学 | 海外留学 | 病気・怪我 | 経済的理由 | その他 | ||
修士課程 | 5.86% | 2.91% | 36.26% | 5.83% | − | 6.41% | 6.92% | 18.61% | 16.08% |
博士課程 | 8.03% | - | 23.98% | 9.23% | 5.72% | 2.76% | 5.42% | 17.06% | 29.20% |
中退理由で一番多いのが就職で、その次に一身上の都合となります。
その他を除いて3位にあたる経済的理由については、先ほど述べた学費において、研究費用も多くかかってくるため予想以上に負担で中退に至ったケースもあったり、大学院に進学したけれど内容が高度・専門的でついていけず、難しいと感じたり、研究で成果を出せそうにないといったような理由もあるようです。
いずれの場合も、中退を考える上で即決しないように気をつける必要もあります。
中退したら学歴はどうなる?
結論から言うと、大学院を中退した場合、修士課程/博士課程に関わらず最終学歴は「大学卒業」となります。
わかりやすいように、書き方を2パターン載せますね。
・中退の理由を書く書き方
・中退のみの書き方
引用:タウンワーク
どちらで書いても、就職活動の面接ではほぼ間違いなく質問されますので、対策が必要です。
中退をした前にも後にも考えること
もう無理と思って、すぐに中退でなく、落ち着いて考えましょう。
選択肢として、「大学院生活を続ける」か「辞める」の2択ではありません。
一旦休学することや、就活することで自分に必要なスキルの確認だったり、教授や仲間に相談して考えてみたりと方法があるからです。
・休学する
・就活する
・相談する
以上3つにつて解説していきます。
休学する
結論から言うと、修士課程は25人に1人、博士課程は10人に1人が休学者がいます。
休学理由は先ほどお話しした通り、修士課程と博士課程のトップ3に経済的理由が挙げられており、平成24年度の休学者の総数は修士課程で5,863人、博士課程で7,635人います。
引用:文部科学省 学生の中途退学や休学等の状況について
休学にすることによって、大学院を続けるか退学するのかゆっくり考えることができます。
今後の進路に迷っている時は休学によって時間を得ることができますので、一度離れてみることで何か気づくこともあるのかもしれません。

そうですよね。ただ休学するのでなく、その後のことも考えなければなりません。
例えば、いったん落ち着いて考えたいのであれば、その時間を利用してブログを始めてみるのも一つの手かもしれません。
文章力も身に付きますし、いざ大学院に戻って論文書くことにも抵抗はないでしょう。
就活する
研究自体が苦痛になっていることに漸く気づき、やむなく大学院中退を決断した。#看護系大学院 #大学院中退
— Kimberly (@comfort94418935) November 17, 2019
引用:Twitter
大学卒業後の就活は、新卒ではなく、既卒扱いの中途採用となることが多いですが、厚生労働省では大学卒業後3年以内であれば、新卒として扱い、就職活動ができるように働きかけをおこなっています。
そのため、大学院を中退した人でも、新卒枠での採用に応募できる求人も出てきています。

中退してからの就活では、時間も焦りも出てしまいます。
そうならないためにも、中退の前に一度就活をすることでどのような求人が出ているのか、自分に合った職は何なのかがある程度わかるようになリます。
就活の時期にもよって、希望の求人がない場合もあるので、それまで大学院生活を続けながらいると、もしかすると目標が見えてくる可能性もあります。文章書くのが好きなのであれば、簡単に始められるブログはどうでしょうか?
気分転換にもなるし、新たな職にも目覚めるかもしれません。
相談する
身近に何でも相談できる相手はいますか?
友達に中退者おったけど、その後がきつそうだった。親とか友達とも相談して結論だしてね
— そおま (@psychoyarou9999) June 15, 2021
引用:Twitter
1人でいろいろ考えているのと、人の意見を聞くのとでは考える幅が違ってきますので、誰かに相談することをお勧めします。
奨学金借りてる、親が学費出した、など相談する前の壁があると思います。
ですが、意外とちゃんと話し合いの場を作ると両親も冷静に聞いてくれるかもしれませんよ。
いずれの方法も、辞めると言う行動を起こす前の段階なので、いつでもやり直しが効くと言うメリットがります。
中退して就職に影響はある?

内定を出した企業にとって、大学院の課程を卒業したと見込んだ上で内定を出しています。
ですので、就活をする際には、今の分野だけでなく、幅を広めて探す必要があります。
大学院卒業よりも初任給は低くなることは心に留めておきましょう。
面接の際、必ずと言っていいほど、中退理由について聞かれます。
その時のためにも、受け答えを考える必要があります。
ポイント
・ネガティブでなくポジティブな言葉
・中退の理由を嘘つかない
・中退や大学院での経験でどう生かしていくのか
ですが、就活してもその後決まらないからとダラダラしていても、余程の理由がない限り、その期間も履歴書でわかりますので、社会に出る一歩としてバイトを始めてみるのもいい方法かもしれません。
まとめ
ポイント
・大学院とは、大学よりも高度な内容を学べ、研究できる
・メリットは、専門的な内容が身につく、初任給から給料が多い就職する際、大企業の専門分野など幅が広がる
・デメリットは、学費がかかることや勉強が難しい、周りと比べて社会に出るのが遅いため、キャリアに差が出る
・中退理由としては、修飾が多く、経済的理由がトップ3に入っており、学歴は大学卒業となること。
・中退を決断する前に、中退するという選択肢も考え、一度就活することや親に相談することで解決方法がでる可能性があること
・中退後の就職は職の幅を広げれば問題ない
・面接対策では、ポジティブな言葉で、大学院中退の経験をどう生かしていくかを考える
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
大学院を中退したい上での、再確認と改善できることや、中退する前に考えておくことなどお役に立てればと思います。
お金も大事ですが、何よりもあなたの身体が一番大事なので、優先順位を考えて自分の人生を一歩ずつ歩いていただきたいです。
妊活の悩みについて
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