妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。

・高校を卒業しないと、大学受験できないのかな
・どうやって勉強すればいいんだろう
こういった疑問に答えます。
本 記 事 の 内 容
- 不登校等の割合
- 中学不登校でも高校や大学に進学できるの?
- 高校進学の為の勉強法
- 高校に通えなくても、大学を受験する方法
友人関係や家庭環境など、明確な理由がある方もいれば、新型コロナウイルスも含め様々な不安があり、ご自身でも理由が説明できず、不登校になっている方も多いのではないでしょうか。
このままでは、「中卒で就職?」「高校も大学も無理?」「就職できるの?」と不安な気持ちの中「なんとかしたい!」と調べていくうちに、このブログに辿り着かれたのだと思います。
中学は不登校だけど、将来は大学進学を目指している方に、参考にしてもらえればと思います。
目次
不登校等の割合
不登校等の割合についてまとめました。
不登校等の割合
- 不登校児童生徒の人数と割合
- 不登校児童生徒のうち、90日以上欠席している人数と割合
- 高等学校生徒の中退・留年の人数
上記を順に解説していきます。
不登校児童生徒の人数と割合
令和元年度、不登校児童生徒の人数と、在籍者数に占める割合です。
令和元年度 不登校状況 | 児童生徒数(人) | 在籍者数に占める割合(%) |
小学校 | 53,350 | 0.8 |
中学校 | 127,922 | 3.9 |
高等学校 | 50,100 | 1.6 |
参考:文部科学省


不登校児童生徒のうち、90日以上欠席している人数と割合
不登校児童生徒のうち、90日以上欠席している人数と割合です。
令和元年度 90日以上欠席者状況 | 児童生徒数(人) | 不登校児童生徒数に占める割合(%) |
小学校 | 22,632 | 42.4 |
中学校 | 78,225 | 61.2 |
高等学校 | 9,508 | 19.0 |
参考:文部科学省

高等学校生徒の中退・留年の人数
高校生で不登校時期が長くなると、留年や中退に至ることがあります。令和元年度の人数です。
・不登校生徒のうち中途退学に至った者は11,210 人(前年度13,387 人)。
・不登校生徒のうち原級留置となった者は3,491 人(前年度3,651 人)。
引用:文部科学省


高校を中退してしまうと、最高学歴が中卒になってしまいます。就職しようとしても求人数も少なく、その結果別の高校を受験される方もいます。
もちろん、学校側も中退は避けて欲しいので、単位が取れていない生徒には声をかけたり、相談に乗ってくれます。ですが、義務教育ではないのでご本人の意欲によって結果が分かれます。
大学は授業を選択していくので、高校に比べ自由度が増しますが、自己管理できないと、留年がより身近になります!
発達障害さんは決められた単位を取るためにどの授業を受けるか選択することが苦手な人が多くて、今は大学で時間割作る支援しているところもある。
苦手を克服するよう強いるのではなく、必要に応じて他人の力を借りながら得意が伸ばせる世の中に近づいているのは嬉しい😊#ドラゴン桜
— タケノ子・プレミアム (@bamboo_premium) May 23, 2021
時間割作りを支援してくれるところもあるんですね!
頼る側は迷惑なんじゃ・・・と思いがちですが、頼られる側は意外と嬉しいものです。なんとなく、誰かの役に立ちたいと思っていても、すごいスキルを持っているわけでもないし、ありがた迷惑かな?と思ったりして、なかなかこちらから言い出せませんしね。

大学生も同じように悩んでますよ。参考にご覧ください。
中学不登校でも高校や大学に進学できるの?
中学不登校でも高校や大学に進学できます。
F外失礼します。
長女が小学校2年から不登校気味となり結局中学まで不登校でした。通信制だけど全日で通うタイプの高校の国際関係コースに進学後、大学進学、現在某大学附属病院の管理栄養士になっております。— まっこ (@kujira1273) May 17, 2021
はじめまして。
中2から不登校になり、中学卒業後は1年ほぼ引きこもっていました。
毎日寝込んだり散歩して緑を楽しんだりして、少しずつ少しずつ回復しました。
1年遅れで定時の単位制高校(チャレンジスクール)に入り、そこでの日々が回復の大きな一歩でした。— 監督 (@aki_tt_kantoku) May 18, 2021



心理学といえばこの本!おすすめです。
こちらはマンガです。
高校は中学に比べ学校ごとに特色があり、ご自身にあった環境を選べます。大学受験を目指すのであれば、高等学校卒業資格の取得を目標にしてみましょう!
高等学校卒業資格
高等学校卒業資格=高校を卒業すると得られる資格です。
高等学校卒業資格についてまとめました。
高等学校卒業資格
- 全日制
- 定時制
- 通信制
高校は三種類の制度があり、自分で受験校を選べます。こちらは制度ごとの主な特徴です。
全日制 | 定時制 | 通信制 | |
---|---|---|---|
入試 | 学力試験と内申書 | 学力試験と面接 | 多くは書類選考と面接のみ |
入学時期 | 時期が決まっている | 時期が決まっている | 通年入学可能な学校もある |
制度 | 多くは学年制 | 学年制と単位制の学校がある | 多くは単位制 |
通学 | 毎日。授業は朝~夕方 | 毎日。多くの学校で授業は夕方~夜。学校によって朝、昼の部もある | 年に3,4日程度~毎日など幅広い。学校やコースによって異なる。 |
卒業年数 | 3年 | 基本的に4年。3年で卒業することも可能 | 最短で3年 |
引用:ズバット 通信制高校比較

三種類の制度を順に解説していきます。
1.全日制
一般的に「高校」と聞くと思い浮かべる、昼間通学する高校のことです。
- メリット・・・部活や行事もあり、一般的な学校生活が送れます。学校数が多い。
- デメリット・・・学年制の場合、進級要件が満たないと留年になります。高校受験の際、出席日数が少ないと内申点が低い為、受験校によっては不利な場合もあります。
全日制の高校から、大学進学を目指すのがおすすめです。なぜなら、学校数が多いので自分に合った学校を見つけやすく、行事や部活を通して高校生活を楽しむことができるからです。
今からでも中学に通って、登校する習慣をつけておいた方がよいでしょう。教室に行けなくても保健室登校、適応指導教室に通ったり、民間のフリースクールでも出席扱いとなる場合があります。
出席日数が関係する「内申」が受験の際に影響する学校もあるので、最初は視線が気になるかもしれませんが、3日もしたらみんな慣れます。
2.定時制
夜間のイメージがありますが、昼間にも開校している学校もあります。
- メリット・・・働きながら学べるので、金銭面の不安が少ない。
- デメリット・・・学校数が少ないので、遠方だと交通費がかかる。卒業後の進路は、大学進学よりも就職が多い。
定時制の高校から、大学進学を目指すのであれば、大学進学に強い学校を選び、朝や昼の授業を受け、単位を取得していけばよいと思います。
3.通信制
学校によってさまざまなコースがあり、専門的な知識の習得ができるところもあります。
- メリット・・・毎日通学する必要がなく、スクーリングの時だけ通学。入試で学力試験がない学校が多い。
- デメリット・・・自己管理できないと、卒業まで時間がかかる。
通信制の高校は、入学自体は難しくありませんが、自由度が高いのがメリットでもあり、デメリットでもあります。モチベーションを保ち続けて、しっかりスケジュールを決めて受講できないと、卒業に何年もかかってしまい、大学受験が遅れてしまいます。
注意ポイント
学校を選ぶ際には、Webサイトで調べたり、パンフレットを取り寄せて情報を得ることも大切ですが、実際に学校見学に行くことをおすすめします。学校ごとに雰囲気は違いますし、部活動の見学ができる場合もあります。
学校見学や説明会は夏休み頃から実施している学校が多く、各学校のホームページなどで、情報をご確認の上、申し込みをしてください。



高校進学のための勉強法


不登校期間が長ければ長いほど、勉強の進め方がわからないと思います。
短期間に効率よく勉強をするには、基礎を徹底的にやることと、復習でしっかり知識を定着させることが重要です。
ある程度基礎が身についたら、応用問題の解き方や受験のコツを学ぶために、塾や家庭教師など、プロの力を借りてみるのもよいかもしれません。個別対応の塾や家庭教師であれば、個人の学力に合わせて指導してもらえますし、質問もしやすいですよね!
こちらの動画を参考にご覧ください。



高校に通えなくても、大学を受験する方法
高卒でなくても、大学を受験することはできます!様々な事情で、高校に通えなかったり、中退された方でも大丈夫です。
高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格すれば、大学受験できます。以前は大検と呼ばれていたので、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
高認は、高卒程度の学力を認定する試験になりますので、しっかりと準備して臨まなければなりません。ここで頑張って大学生になり卒業すれば、最終学歴が中卒から大卒になります!
ご注意いただきたいのが、高認に合格した時点の最終学歴は中卒のままです。高校を卒業したわけではないので、最終学歴は高卒にはなりません。あくまで高校程度の学力があると認定され、大学の受験が可能になるということです。



まとめ
ポ イ ン ト
あなたは前を向いて立ち上がり、一歩踏み出せました。これから二歩、三歩と進んでいくうちに、どんどん「なりたい自分」に近づけますよ!
立ち止まったからこそ、見えた景色があると思います。これからの人生を有意義にするために必要なことは、「自分がどうありたいか」という自分軸で生きていくことです。
不登校は珍しいことではありません。今は苦しいかもしれませんが、あなたにとって必要な経験だったと思える日がきっと来ます。その日まで、「知識」と「勇気」を武器に、一歩ずつ進んで行きましょう!応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
妊活の悩みについて
※「安心安全に妊活をしたい!」という方は、下記をどうぞ。妊活についての悩みを解決できる情報を5つ厳選しています。